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塩蜆は外せない【新台北】@下北沢
本多劇場の前に店を構える台湾屋台料理の【新台北 下北沢本店(しんたいぺい)】。
店内は屋台風なチープさはなく、町中華よりレストラン寄りか。
この日のBGMはテレサテン。
メニューは豊富で、なんと70種類以上。一般的な中華料理店ではお目にかかれないものも多いが、比較的リーズナブルな価格設定。
生ビール:500円
新台北に来たら(季節限定ではあるが)必ず注文したいのがコレ。
塩蜆:750円
シジミをニンニクやショウガが効いた香味醤油で味付けしたもの。
ガッツリにんにくが効いていてパンチあり。
シジミと言うと、身を食べるには一苦労だが、こちらはアサリほどではないが、大きさもあり、なんと言っても、チュルンとろん、としたレアっぽい食感が何とも言えぬ、クセになるうまさ。
肉燥豆芽:500円
茹でたもやしの上に五香粉的な香り広がる肉味噌が乗っている。
もやしはシャキシャキとし、やさしい味つけがイイ。
樟茶豚舌:650円
ハイボールと紹興酒
塩味ベースでさっぱりとした中に豚舌の燻製の香り広がる。
炒生腸:750円
鶏ガラの香り広がるコブクロ炒め。
ほんのり胡椒のスパイシーさが効き、コブクロのぷりぷり感とネギのシャキシャキ感がイイ。
隠し味的に感じる酸味と生姜がナイスアシスト。
香酥蝦巻:900円
注文しておきながら、この段階の揚げ物は失敗か・・・と思っていたりしたのだが、海老餡は胡椒がキリリと効き、玉ネギたっぷり、かつ、湯葉で巻かれているせいかさほど重さを感じずいただける。
ソースはエビチリ的。
油飯:400円
てっきり炒飯が出てくるのかと思っていたが、チマキに近く、しいたけや干し海老などもち米と一緒に蒸籠で蒸した一品。
干し海老の香りがよい。
担仔麺:150円
特製味付けたまご:100円
お茶碗程度の少量の肉みそ入りラーメン。
スープはあっさりしているが最後の〆にちょうどよい味わい。
味付けたまごも濃すぎずちょうどよい塩梅。
一皿の量も少し少な目な分、お値段お手頃で、いろいろな料理を味わえる。
席に着いてはいるけれど、台湾の屋台で食べ歩きをしているような気分にもなれるそんな店だ。
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