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ビャンビャン麺を食べに【西安麺荘 秦唐記 永代総本店】@門前仲町
中国の西安でよく食べられているという幅広の手延麺、ビャンビャン麺が食べられるとういう【西安麺荘 秦唐記 永代総本店(せいあんめんそう しんとうき)】という店に行ってみた。
ビャンビャンというその響きも気になるところであるが、さらに、気になるのがこの文字。これで「biang(ビャン)」と読むらしい。
こちらの絵の通り、ビャンビャン麺は手延べの麺で、原料は小麦粉。うどんのように水と食塩を加えて生地を作り、ゆでる直前に両手で伸ばし、成形するとのこと。形状が異なるだけで、手法は蘭州拉麺に近い感じか?
店内奥に厨房があり、テーブル席とカウンター席がある。
注文した後、時折、ペチンペチンという音が厨房より聞こえてきた。
メニューは汁なし麺と汁あり麺がいくつか種類があり、麺の太さを選ぶことができる。
今回は3種類ある汁なしメニューが一つに盛られた全盛りを注文してみた。
全盛り麺(温):1050円
全盛りとは西安3大定番の味「ヨウポー麺」、「トマト麺」、「ジャージャン麺」が一度に食べられる欲張りメニュー。
ヨウポー麺の具は茹でたキャベツ、もやし、きくらげ、の上にたっぷりの唐辛子とネギが盛られ、その上から熱した油が掛けられている。
トマト麺の具は炒めた玉子にトマト餡がかかっている。トマトの酸味もあってか、あっさりとした味。
ジャージャン麺の具はいわゆるジャージャー麺同様、肉味噌。
そして細かくカットされた煮豚がたっぷりと盛られている。
麺は太さだけではなく、温と冷が選べたので、一つは、麺をビャンビャン麺より太い、ベルト麺とし、温で注文。
温かな麺はもっちりとした食感。具材の味が濃いので、これだけ太くても味の物足りなさはない。ちなみに麺は温で注文しても上の具材は温かくはない。
もう一つは、ニラの太さというビャンビャン麺を冷で注文。
見た目は同じ。
冷やすと、麺がしまるので、先のベルト麺より細いが、噛み応えあり。
麺自体はもちもちとしている。
ちなみに、全部盛り、なんとなく、それぞれの具材を楽しむのかと思って注文したのだが、すべてをよーーく混ぜるように言われる。
正直見た目は美しくはないのだが、確かに、それぞれ単品で食べるよりも全部を混ぜ合わせたほうが辛さ(と言ってもたいして辛くない)、甘さ、酸味などが合わさり、味に奥深さが出た気がする。
こちらのお店、B級感ありな味の濃さではあるが、やはり手打ち麺のもちもち食感はうまいな。
麺につく、スープは麺の茹で汁というのが現地っぽく、味がついていないので、口の中をリセットできるのはむしろよいな。
中国もいろんな麺があるね~。
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