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辛さがクセになる湖南料理【李湘潭 湘菜館】@錦糸町

中国四大ならぬ八大料理の一つである湖南料理が食べられる【李湘潭 湘菜館リショウタン ショウサイカン)】。

四大と言えば、北京、上海、広東、四川とすぐに頭に浮かぶが、八大ってなんだ?と調べてみたら、四川、湖南、広東、福建、江蘇、浙江、安徽、山東を指し、店名の「湘菜」は湖南料理の一般的な呼称らしい。

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それはさておき、錦糸町の路地にあるこちらのお店、スタッフは中国人で、中国人のお客さんも多い。

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ランチメニューは日替わり定食2種、本日の定食だけでなく、レギュラーメニューも注文できるようだ。

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牛肉おかずのっけミーフン定食:1000円(内税)
定食にはスープ、小鉢、デザートが付いている。

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牛肉、ピーナッツ、高菜などで覆われた丼からはアジアンな香りが広がる。

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牛肉は酢漬けした青唐辛子で炒められているのだが、青だけじゃなく赤い唐辛子もたっぷり散りばめられている。

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米粉100%でできた自家製麺、ミーフンがどんなものか混ぜる前に食べてみた。
スススス・・・

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ゲホッゲホッ
なにも味がついていないと思っていた麺はひそかに唐辛子の辛味をまとっており思わず咽る。すすって食べるのは危険だ。
しかし、そんなミーフンは同じくベトナムの米粉でできた麺とは異なり、もっちもちで食べ応えありうまい。

全体をよーく混ぜ合わせて食べてみる。

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うっはーーー、パンチ効いてる!
辛ぁぁーーーーーーーーー。けど、うまーーーーーーーーー。

酢漬けにしてある青唐辛子は生のものを使っているのだろう、食感やわらか。牛肉もしっとりやわらか。

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味付けとしてはしっかりと塩が効いているので、ビールもしくはライスと併せるとなおよし。

スープは具に昆布が入っていて、ミーフンと相対し薄味でお口直しになる。

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小鉢はもやしとシナチク。辛さはそこまでではないが、こちらにもしっかり唐辛子が入っている。

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酢漬け唐辛子のホルモン炒め定食**:950円

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こちらもたっぷりと赤と青の唐辛子が入っている。
酢漬けになっているのは青唐辛子で赤い唐辛子は酢漬けにはなっていない。
ベースの味付けは黒酢で、いい味だが、唐辛子が攻めてくるw。

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やっぱりこちらも辛いので、オンザライスでかっくらう。

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モツは少し香りが残ってはいるが、この辛さと濃い味わいが相成り、イヤじゃない。

最後はデザートの杏仁豆腐に癒される。

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唐辛子たっぷりではあるが山椒は使われておらず、酢漬けにした青唐辛子が入ることもあり四川料理とは異なる湖南料理。日本人にはおなじみの麻婆豆腐や角煮もちょっと違うようだし、グランドメニューのラインナップは想像のつかない料理が数多くあり。

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錦糸町らしいディープな中華料理店はなんかクセになりそうだ。

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