思わず飲み干したくなる【松波ラーメン店】＠松陰神社前

かつて一度足を運んだだけではあるけれど、スパイスの香りが充満した店内で食べた担担麺がとにかくうまかった記憶が残る【松波ラーメン店（まつなみらーめんてん）】に久方ぶりに足を運ぶ。

入口を開け放っているせいか、当時感じたスパイスの香りは特になし。

ラーメンのメニューは支那ソバ、ツケ麺、チャーシュウ麺、ワンタン麺、担々麺、得心麺の6種類。

この他にはおつまみやごはんものが少々用意されている。

担々麺：890円

まずはスープをヒトクチ。
胡麻とカシューナッツをベースにした濃厚スープは辛さの中に酸味とスパイスを感じる。

麺をすすってみると、酸味は特に気にならず。

胡麻の濃厚さ、唐辛子の辛さという直球だけでなく、スパイスを隠し味に使うことで、奥深さが生まれる。
丼の底から全体をよーーくかき混ぜて食べると、よりうまくなる。

あ～、ライスをこのスープに投入したくなるな。

ワンタン麺：880円

少しグレーがかったスープ。鰹と鶏ガラベースにたっぷりの野菜が一緒に煮込まれているのか、一切の角を感じないまろやかな味わい。麺を食べる前に思わずスープを飲み続けてしまうほど。

麺とのからみも申し分なし。

細切りシナチクと水菜が食感のアクセントとなり、海苔はスープを吸うと、とろとろに。

厚みあるチャーシューは香りよく、しっとりとし弾力あり。
単品販売しているだけのことはある。

ワンタンは肉あんもたっぷりめ。

肉あんは生姜が効き、シュウマイのようにこれだけでもつまみになりそう。

正直、味の記憶は抜けてはいたのだが、今回久しぶりに食べてみて、記憶は間違っていなかったことを確信。