![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42838249/rectangle_large_type_2_866aa98c34f2034c845d6d9eb13f6883.jpg?width=800)
鴨が主役の【中華そば 満鶏軒】@錦糸町
店に近づくと鴨のい~香りが漂っている。
平日の中途半端な時間ゆえ、行列こそできていないが途切れることなく客が訪れる【中華そば 満鶏軒(マンチーケン)】。
斜向かいに店を構える、【真鯛らーめん 麺魚(めんぎょ)】のセカンドブランドである。
鴨と水だけの100%純鴨スープ。そんなスープには鶏油(チー油)ならぬフォアグラ油が使われているとのこと。鴨好きとしてはどんなスープが出てくるのか非常に楽しみな一杯。
鴨中華そば(塩):870円
湯気とともに鴨のい~香りが広がる。
透き通ったスープは存分に鴨の旨味が抽出されている。シンプルに塩のみで味付けしているが、塩味特有の角はない。
細麺にスープがよくからむ。上品なスープによくからむ細麺は歯切れがよい。
トッピングの燻製された鴨はどちらもハーブの香りが広がる。ハムのようにしっとりとしているが肉厚なので鴨らしい弾力も楽しめる。
小松菜のシャキシャキ感と、鴨と言えばのネギもこれまたうまい。
鴨の出汁に余計な味を足していないからか、最後の一滴までスープを飲み干したくなる。
鴨つけそば(醤油):920円
まず、スープだけを飲んでみると少し甘口に感じる。
先の鴨中華そばもそうだが、トッピングの柚子で鴨のコクにスッキリ感が掛け合わされる。
太麺を合わせると、スープの甘みが抑えられ、実にいい塩梅に。
つけ麺用のスープ割はおそらく昆布出汁のスープ。これがまたうまいんだ。
やさしい味わいで、いつまでも飲んでいられる。
鯛で出汁をとった麺魚も目から鱗のうまさだったが、鴨出汁のこちらも負けてはいない。どちらも甲乙つけがたしなうまさだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?