欧風カレーの元祖【ボンディ】@神保町
神保町交差点そば、神田古書センター2階に店を構える【ボンディ】。
タッチの差で表の入口のシャッターが閉まってしまい、裏側の南口より入店。
夕飯タイムのピークを過ぎても10人ほどが並んでいる。
待ってる間に注文。
神保町にある昔ながらの喫茶店のように、シックで落ち着いた雰囲気。
席に着くとビールと共に運ばれるのは、【ボンディ】と言えば、の蒸かしたじゃがいもとバター。
このじゃがいもはカレーが出てくるまでに食べる人もいれば、カレーと一緒に食べる人もいる。
ビーフカレー:1600円
ライスとルーは別に出され、ライスの上には、これまた【ボンディ】と言えばのチーズ乗せ。
また、卓上にらっきょうや福神漬けなども用意されてはいるが、ライスの横にはかっぱ漬けと梅干しが乗り、彩を添えている。
ルーはカレーポットで出される。
大きいサイズのビーフがゴロゴロと入っている。具の姿はそれ以外はなし。
やわらかなビーフは香りよく、ほろほろと口の中で繊維がほどけていくよう。
もう何十年ぶりかの【ボンディ】だが、やっぱりうまい。
欧風と言っても、生クリームたっぷりなタイプではなく、コクと旨味が凝縮して、香りも味も申し分なし。溶けたチーズがまた隠し味になっているのだろう。
チキンカレー:1600円
こちらもチキンがごろごろと入っているのだが、このチキンがまた侮れない。
チキンは香ばしく焼かれたものが入っていて、その香りがいい!
やわらかしっとりでコレうんまー。
(甘辛、中辛、辛口の中から選べる中、今回は辛口で注文)
ルーのベースはどちらも同じと思われるが、最初の一口目、あれ?けっこう甘口?と思うや否やパッと辛味が襲ってくる。いい具合の辛口感。
明らかに、最近流行りのスパイスが個性的に効いているものと違い、そうそう、コレコレ、この味よ。
改めてボンディのカレーが今なお支持されているのがわかる。
久しぶりの欧風カレーだったこともあり、ホント、うまかったな。
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