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桜の季節だけじゃない【六義園の吹上茶屋】@本駒込

江戸の二大庭園の一つと言われている本駒込にある【六義園りくぎえん)】。(一つは小石川後楽園)

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1695年(元禄8年)に、五代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が綱吉から賜ったこの地に下屋敷を造り、自ら設計し造成した庭園で、桂離宮の庭園様式を採用した回遊式築山泉水庭園とのこと。(文京区のHPより)

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入口すぐには、六義園を代表するしだれ桜がお出迎え。

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とは言ってもこの時期、桜が咲いているわけではないけれど、その大きさを見て、改めて春に足を運んでみたくなった。

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しだれ桜の横を通り過ぎ、庭園の中へと進む。

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入場制限されているということもあるが、夏場と言うこともあり、人は少なく、広い庭園がさらに広くゆったりと感じられる。

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六義園の池の中央にある「中の島」。

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ここには男女の間柄を表現したという妹山と背山を見ることができる。

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さらに、写真中央に映る、アーチ型の岩島は蓬莱島(ほうらいとう)と呼ばれるもので、日本庭園では不老不死を願って造られるものらしい。

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しかし、案内板によると、作庭時代にはこの岩はなく、明治時代に岩崎弥太郎の所有となってから造られたもののようだ。

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千鳥橋を渡る前に、滝見の茶屋へ立ち寄る。

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滝見の茶屋はお茶ができるわけではないが、四阿があり小さな滝を見ることができる。

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昼間でも少し薄暗い感じはあるものの、静かで涼しく、心地よい。

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滝見の茶屋ではお茶はできないが、吹上茶屋では池を眺めながらお茶をすることができる。

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お品書きとしてはお抹茶と和菓子のセットがあり、夏の時期は冷たい抹茶も用意されている。

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練り切りは浦和の菓匠花見のもので、月替わりで3種用意されている。何が来るかはお楽しみ。

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注文と支払いを済ませ、好きな場所を確保。

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どこの席からも池を眺めることができる。

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練り切りとお抹茶セット:850円

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お抹茶は温かいものと冷たいものを注文。

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温かいお抹茶には蟹がかわいらしい潮騒の練り切り。

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柚子の香りが上品に広がる白あん。

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自然の風を感じながらいただくお茶はなんとも贅沢だな。

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冷たいお抹茶にはハイビスカス。

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練り切りは目でも舌でも楽しめるのがいいな。

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ちなみに冷たいお抹茶には氷が入っているのだが、暑い季節にはこういう飲み方もありだな。

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吹上茶屋で小休止し、先へ進む。

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幅はそれなりにあるけれど、ちょっとスリルありの渡月橋。

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庭園の中にはベンチも所々に用意されていることもあり、一人で訪れ、本を読んだり、スマホを見たり、ひとり時間を楽しんでいる人の姿が結構目についた。

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六義園と言うと、先に記した通り、桜がクローズアップされがちがだ、桜が咲いていなくとも、ただただ庭園を眺め、季節を感じるだけでも、リフレッシュできるスポットに感じた。

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