見出し画像

プライド

最近自分の心境に変化があったので書こうと思いました。

前回書いたのは転職のことです。正直言ってもうやってられない、っていう感じの内容でした。

いざ転職活動をしてみると、書類で落とされてばかりで、面接に行き着きません。一社一次面接に行きましたが、結局ダメでした。

そんな状態が続き、やっぱりこの年齢でメンタル理由による休職があるという人間には難しいのかなあと思っていました。

でも、ふと採用する側の立場で考えてみたら、たいした成績も残さずただ年齢を重ねただけでやたら希望年収が高い人間を採るかといったら、自分でも採らないし、できるだけ若い人間を採りたいだろうなあと感じ、今のこの状態は当たり前なのだと妙に納得してしまいました。

自分としても年収がキープできなければ転職する意味がないですし、年収が仮にキープできたとしても今よりあくせく働くようであれば、今のほうが楽なので、それはそれでどうなのかなぁと思ったりします。

今の仕事は暇で暇でどうしようもない、と前回書きましたが、何かそれも何となく慣れてきた感じで、もうこんな楽な仕事で安定収入が得られるのであれば、それでいいかなぁなんて思うようになってます。やり甲斐もモチベーションもありませんが、楽は楽なのです。

必ず定時で帰らないといけないという立場も、世の中残業地獄で苦しんでいる人もいるなか、ある意味幸せなんではないかとさえ思ってきてます。

むしろ自分の時間があるので、それを利用して自分なりの生き方を考えるべきなのではないかと考えるようになりました。

昨日の日経新聞電子版で↑こんな記事がありました。
リンクが開かない方のためにおおまかな内容をまとめると、戦力外通告はチャンスであり、会社のためにもう頑張る必要はなく、今後は自分の専門性を磨くために時間を使うべきだ、ということだそうです。

この意見にハッとさせられました。僕は以前、こんなことを書いていたのです。

「目の前の仕事を適当にこなして、余暇を楽しむべきだ」と。

またそこに気持ちが戻ってきました。
自分を見失っていたようです。

なぜ前回のように憤っていたのかということに何となく気づいてしまいました。それはプライドです。僕は多分プライドが高い人間なんだと思います。

今までのように会社から期待されていた(と自分では思っている)立場から、一気に戦力外の立場となり、収入、肩書がガタ落ちして、他人からどう見られているかを気にするあまり、頭にきていたのではないかと思います。

いや〜、お恥ずかしい。だから転職も上手くいかないんですよね。

でも最近は本当に心が落ち着いているんです。転職は「いいご縁があれば」という程度の力の入れ具合で続けて、これからは自分のために時間を使い、自分の将来のために何か行動をしていこうと思います。

まだ何も決まってませんが、副業だって良いかもしれません。そう考えると自分のために使える時間がある今の身分も悪くないと思えてきました。

力を抜いて、楽に、楽に。人生まだまだこれからだ。自分の歩幅で歩いて行こう。

最後に。全然関係ないのですが、最近やってるドラマで、「アトムの童」がいいです。

若いって勿論いいですけど、年取ってもいつまでも若い気持ちを持つっていうのも大事ですね。毎回ワクワクして視てます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?