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Cabildo:カビルド

カビルドは、5月広場に面して建つ白壁の目立つ建物です。スペイン植民地時代に行政・司法の建物として建てられました。

当時、スペイン人による都市の設計は、中央広場を中心に、要塞、教会、カビルドの3つの重要な建物を配置することが一般的でした。
要塞(現在のカサ・ロサダ)  - 軍事権
教会(現在のメトロポリタン大聖堂) - 宗教権
カビルド - 市民権

現在アルゼンチンには5つのカビルドが残っています。
Buenos Aires、Lujan、 Jujuy、Cordoba、Salta にあり、
北西部のサルタ市にあるカビルドが最も保存状態が良いようです。

1580年建設。1711年再建が始まる。アルゼンチン共和国、初の刑務所。初めは11個のアーケードがあったが、1884年に3個が取り払われた。1930年に改修され、現在はアーケードが5個になり規模が小さくなっている。。

独立後、カビルドは廃止されたが、建物は行政目的で使われ続けました。

ブエノスアイレスのカビルドは、1810年の五月革命(後の1816年のアルゼンチン独立宣言)がこの地で始まったことから、国内で最も重要な歴史的建造物のひとつとされています。

現在は、革命に関する資料や、植民地時代の絵画、家具などを展示する博物館となっています。

5月25日(国民の祝日)の学校行事では、子どもたちが植民地時代のキャラクター
に扮し、装飾として必ず「カビルド」が描かれているので、「カビルドとは何か」、「カビルドで何が起こったか」を知らないアルゼンチン人はいないと言う事です。

カビルドを守る軍団は、1806年と1807年の「イングランド侵略」の際にブエノスアイレスを守るために設立された「レジミエント・デ・パトリシオス」(愛国者連隊)です。

カビルドの2階のバルコニーからは、5月広場やカサ・ロサダを一望すことができます。


1626年建設。 1880年まで警察や政府の兵舎が置かれていた。 1階の17個のアーケードのうち14個を残し、2階の19個のうち15個を残して、一部解体された。1797年に塔が建てられ、公共時計が置かれるようになりました。 現在、アルゼンチンで最も保存状態が良いとされています。


1785年建設。司法評議会、刑務所、官邸として使用されていました。  時計があったが、
革命100周年記念のため、コルドバ議会の塔に移された。


1593建設。 刑務所、警察の兵舎、官邸として使用された。 1963年に地震で倒壊し、再建を余儀なくされた。 マヌエル・ベルグラノは、このバルコニーの一角からフフイ州の人々に新しく作られた旗を見せた。



1792年建設。ここは、町役場、学校、牢獄として使われ、コルネリオ・サーベドラ(1818年)やバルトロメ・ミトレ(1874年)が収監されていました。 独立戦争時には、マヌエル・ベルグラノ将軍やホセ・デ・サン・マルティン将軍が滞在した場所でもある。 1810年に初めてgobierno Patrio(アルゼンチンになる最初の政府につけられた名前)を承認した。


<スペイン語原版>


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