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美しすぎる Teatro Colón:コロン劇場

コロン劇場は、1908年、アルゼンチン政府がヨーロッパ式の国づくりを計画していた頃に建設されました。
当初は五月広場の一角に位置していましたが、1880年代の移民増加を機に、現在の場所に約20年の歳月をかけて新設されたそうです。

すごい、100年以上前、20年間かけて作ったのですね。。。

コロン劇場の正面入口は、9 de Julio通り側ではなく、Libertad通り側なのだそうです!
。。。ずっと 9 de Julio通り側が正面だと思ってました。。。だってコロン劇場の写真はいつも大きな通り側からだったような気がする。。。🙄

9de Julio通り側からのコロン劇場

裏も表も美しいですね!

コロン劇場は折衷様式建築で、様々なスペースでイタリア風、フランス風、ドイツ風のスタイルなどを見ることができます。
正面入り口から入ると、自然に上を見てしまうのですが、天井や窓にパリから運ばれてきたという美しいステンドグラスがあります。

階段を登って行くと、サロン・ドラドがあります。この度はこのサロン・ドラドでピアノと歌手のドゥオのタンゴコンサートを聴いてきました!

このサロンは、50年代から60年代頃には、アクトの休憩時間に、お酒を飲んだり、タバコを吸ったりする人達が集まる、重要な社交の場だったようです。今は全く違う使われ方をしていて、自由なコンサートが行われているようです。

サロン・ドラドは、U字型のホールになっていて、もっともフランス的、そしてベルサイユ的だそうです。。。確かに。。美しい✨

最高に優雅な気分で音楽鑑賞ができました!自分が歴史の1シーンの中にいるような、”至福のひととき”を過ごしました。

隣にあったこの椅子に座って聴いたら、もっと気持ち良いはず。
もちろん、今は使用禁止!


コロン劇場のメインホールは、世界でも重要なオペラハウスの一つとされ、ミラノのスカラ座、パリのオペラ ガルニエ、ロンドンのロイヤル オペラ ハウスと並んでいます。蹄型に7階建ての観客席が広がり、立ち見を合わせると約3000名収容できるようになっているそうです。


天井には1966年頃にラウル・ソルディによって描かれたドームが見えます。そして真ん中には巨大なシャンデリアがあり、なんと700個以上の電球を使っていて、直径7mにもなるそうです。

世界でも音響効果の良い劇場の一つといわれ、ヨーロッパがシーズンオフとなる5~11月には世界的に有名なオーケストラや音楽家が訪れ、公演を行うそうです。また、コロン劇場自体も国立オーケストラや国立バレエ団を有しており、まさにブエノスアイレスの高い文化レベルの象徴的存在なのです。






NOTO初心者の私、”スキ”、”フォロー”数が増える嬉しさ・楽しさをを実感中❣️ たった一つの ”スキ”がこんな幸せな気分を与えてくれるなんて知らなかった。。。 楽しみながら、アルゼンチンから情報を発信していきます! よろしくお願いいたします。