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 僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。
1つの大きな家族の中に生まれた。
しかし、僕はほかのみんなとは違っていた。
説明しよう。個々の世界には火、風、水、土、葉があった。
生まれてきた子はその中の一つが使える...はずだった。
僕は生まれてから10か月ほどで度の魔法が使えるのかのテストすることになった。僕の周りに火石(かせき)、風石(ふうせき)、水石(すいせき)、土石(どせき)、葉石(はせき)を置き、何か魔法のような事を言っていた。どれも光りはしなかった。
僕にはいったい何をしているのかは分からなかったが、お父さんが「こ、これは!?」と少しがっかりしていたように言っていた。
どうやら僕にはその5つの魔法がどれも使えないようだったが、僕はそれほど気にはかからなかった。
僕はそれから2年後、僕は自分で作った魔法の言葉を適当に言っていた。
「ホノウノヤイバ、ヒカリノケンジャ、ダークネスソード」と言うと、影のように黒い剣がどこからともなく出てきた。
それは小さめだが、とても強そうだった。まるで黒いもやもやで作ったようだった。
試しに頑張って持ち、木を切ってみると、スッパリと木が簡単に切れた。この剣は多分何でも切れるだろう。
それを見終わったらお父さんに報告しに行こうとしたが、やはりやめようと思った。
色々めんどくさそうになると思ったからだ。
それから色々な魔法を自分で覚えた。
他の皆は僕が魔法を使えないと思っているため、教育を付けていない。そのため、誰も魔法を教えてくれないからだ。
 例えばダーボール:(ファイヤーボール:飛ぶ火の玉)のようだが、黒く、どんなものでも暗闇あるいは影をたどって暗闇が続いていたら、何千キロでもまっすぐ行ける。
しかし、暗闇の中以外だとすぐに爆発し、自分も痛めることも可能。ブラックホール:なんでも吸い込むが、中は空気のない4次元空間で、出し入れができ、まるでドラえもんの4次元ポケットが浮いている穴になった感じ。ブラックペン:どこにでも人差し指で黒いボールペンのように書けるだけ。しかし、まあまあ使えそうと僕は判断した。シャドウイン:影や暗闇の中に入り、行動できる。しかし、そこを矢などで刺されると、僕もダメージを食らうとても便利なものだ。いつでも隠れて昼寝ができる。シャドーツール:影や暗闇を使い、前見た剣のようなツルハシや斧を作れる。しかし、性能はそんなによくない。ブラックアイ:左目が赤くなり、目の周りを覆うように黒い炎が出て、どんなものでも透けて見える、とても便利なもの。ブラックボディ:体に手などが出てき、30分で消える。エンチャンター:毎日ランダムなエンチャントになり、自分や武器などに使える。ブラックフォルダー:どんな音声でも見たものでも、自分が考えたことでもなんでも好きなだけ入れ、フォルダーのように一生覚えておくことができる。
 今はこのぐらいだけしか使えない。そして、僕は今、ダークボールを使いこなすように毎日ひっそりと練習を続けている。
 今日は練習開始から1カ月、僕は火の特性を持った子供がファイヤーボールを習うところから一枚の鉄の板を持ち出した。
それを木に立てかけ、ダークボールを打つと、大きな爆発がおきた。
それを聞きつけた2人メイドが「いったいどうなさいましたか?」と大慌てで走ってきた。
やばい! と僕は思い、つい最近得意になったシャドウインを使い、木の影に入ったが、メイドAに見られた気がした。お願いだからどこか行ってー
「あら?これは何かしら」とメイドAが不思議そうな顔をした。
「これってファイヤーボールの練習の時に使っているものですよね」
2人は相手の顔をポカーンとみていた。
「これはいったい...」
と、メイドB。
その鉄の板が完全に焼き焦げていた。
「私たちってこれをカリゲス様(エグレス・カリゲス)に報告しなくちゃいけませんね。」
2人が報告しに大慌てで走り去った後、僕は出てきて、どこかに隠しておこうかと思ったが、そうしたらメイドたちが怒られそうに思ったから、やめた。
それよりお父さんがどういう反応をするのか見たかったという心もあったからだ。
 その後、僕はまたもや木の影に隠れ、待っていた。
5分後、お父さんと他のボディイガードと一緒に走ってくるのが見えた。
「いったい何だこれは!?」
お父さんの顔は少し青ざめていた。
「いったい誰がやったのだ!?今すぐ火使いを集めよ!」

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