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「人間の世界が終わるのはいつ?」

これは5年前、我が家の長男が8歳の頃のお話。

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タロウは最近、「人間の世界の終わり」が気になってしょうがないらしい。
よく「人間の世界が終わるのはいつ?」と聞いてくる。


「人間の世界が終わるときでもなんとかぼくは隠れておいて生きる」

とかタロウは言っています。
それだとタロウが生き残っているわけなので決して人間の世界が終わっているわけではないね、と伝えていたのですが。
そんなこんなでいろいろ連想しているタロウが先日ふと車の中でこう言いました。


「お母さん、世界の女の子が全員、これから先にずーーーと子どもを産まなかったら、そのときは絶対に世界の終わりが来るね。」


た・・・たしかに・・・
さすが、ノスケがお腹にやってきて、だんだん大きくなってきて、そして産まれてきて、そして育っていくのをじぃいいいいいっとそばで見ていただけはあるわね。


そうだよ、タロウ、、、
たとえタロウが1人で生き残ったとしても、女の子が居なくて子どもを産めなかったらやっぱり人間の世界は終わりかもしれないね。


そんなタロウは「仙人になりたい」らしいです。
どうしても生き延びたいらしい。
タロウには「修行しなきゃね」とだけ伝えました。


いつの日か、大切な人と出会って、そして人間の世界を引き継いでいって欲しいものです。

そのためにもやっぱ「繋がり」とか「自然」とかは大切なんだよね。
人間は1人では生きていけないし、それに人間だけでも生きていけないからねぇ。
いいことも、わるいことも、いろいろありながら、ぐるぐるまわって今があるんだよねぇ。


畑荒らしてる猿だって、悪いことばっかしてるわけじゃないんだよー

それだったら人間なんてどんだけ悪いやら・・・

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