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北岡伸一氏の認識間違い

政府の要職や諮問機関を歴任された北岡伸一氏のお言葉で、
引用《便衣隊についても、本来は兵士は軍服を着たまま降伏すべきであるが、軍服を脱いで民衆に紛れようとしたから殺してもよいいうのは、とんでもない論理の飛躍である。》

このテキストだが、北岡氏がど忘れしているか、意図して読んだ人間を誘導しようとしているかである。

【便衣隊】とは、基本的に攻撃をするゲリラ隊で、基本的に鹵獲次第殺害も【不法】でもないし、当然ながらもともと用語としての定義の無い【虐殺】などと言うものでは無い。
つまり、状況把握が出来ていないか、意図してこの用語を使ったかである。

当時の問題は、陸戦に関する条約にある陸戦に関する規則にあるとおり、兵士は【平時】ならば【罪】に問われる【殺人】を正当化できる身分の証と【平民分離の原則】として【一般人保護】という人道的目的の為に、【徽章(軍服)】の着用は【義務】である。
その【着脱】は、【捕虜】と成り得る【権利】を放棄したものであり、鹵獲した敵軍のその状況の意図に任される。
次に、その状態で【降伏=投降】した訳ではない。一般人に紛れて逃走・潜伏中であると言う事になる。これは【降伏】と呼べるものでは無く、【敵意有り】とされる状態である。
つまり、【捕虜の権利無し】and【敵意有り】で、【処刑】されても文句は言えない状況なのである。

つまり、【便衣と成って逃走潜伏する敗残兵の処遇】の問題なのである。
この北岡伸一氏レベルの方が、このような論理を知らないはずはなく、【とんでもない論理の飛躍】とされたことは、この方が【加害史観】保持者として日本国・日本国民に対して不利益を暗に誘導していると言う事になる。

こういう権威や要職に就いた方の悪意あるお言葉には、要注意、要注意である。

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