オーストラリア農業の先進性から学ぶ! 第54回 植物工場設計のポイントは?
今回は実際に完全閉鎖型の「植物工場」を建設するためのテクニカルなノウハウを解説します。
一般的に完全閉鎖型の「植物工場」を建設するには、事前にリスク対策/マネージメントすることが最も重要なポイントとなります。まず、⑴建設場所、⑵栽培環境のリスクがない/少ない環境であることを項目ごとに確認し、持続可能な運営が可能な施設を建設することが不可欠です。
(1)建設場所のリスク対策
気象条件や水の供給、エネルギー確保など多岐にわたる要因を考慮し、持続可能性を追求します。法規制や競合他社の存在も検討し、総合的なバランスを求めます。
(2)栽培環境のリスク対策
漏電と病害虫のリスクを管理することで、完全閉鎖型植物工場の安全な運営が実現できます。
まとめ(日本の農業者の皆様へ)
完全閉鎖型植物工場の建設には多岐にわたる要因を考慮する必要があります。適切なリスクマネジメントと環境対策を講じることで、安全かつ持続可能な植物工場を構築することができます。
参考情報
私がオーストラリアで参画した植物工場(葉物野菜:マイクロハーブ等)プロジェクト一例:
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?