見出し画像

音楽家チック・コリアさんに学ぶ「自分は何から一番成長しているのか?」を知ること

アントレプレナーシッププログラムStartupBaseU18など人材育成・教育プログラムの企画・運営をしている株式会社まつりばの森です。

「自分は果たして何から一番学んでいるのか?!」ということに、よーく意識を向けてみたらドキッとした機会がありnoteを書いている。

「自分は果たして何から一番学んでいるのか?!」を問われたら、なんと答えるだろうか?!


”師匠”から学んでいるという人もいれば、圧倒的に”本”から学んでいる、最近であればYouTubeなど映像から学んでいる人もいるだろう。徹底的に芋づる式に情報や文献を手繰り寄せることができるインプット名人もいる。ハードウェアを分解している人もいるかもしれないし、実践あるのみ、とインプットよりアウトプットをひたすら繰り返して学んでいる人もいると思う。私はわりとこのタイプだと思う。

拙書の出版記念企画で、ジャズピアニストの最高峰でもあるチックコリアさんと長年お仕事をされてきて最近チックさんの翻訳本を出版された音楽プロデューサーの八島敦子さんとお話しする機会をいただき、この本の副題にもある「音楽家として成長し続けるために」チックさんがどんなことを大事にして普段から行動されていたのか?!をお話ししてくれた。

まず、1つ目の衝撃は、この本にチックさんが、インスピレーションを受け、尊敬するピアニストとして100名近くお名前が列挙されていることだ。一緒にプレイされていた、小曽根真さん、上原ひろみさんもお名前がある。
72歳でジャズピアニストとして最高峰、そんなプロ中のプロが、尊敬するピアニストとして100名の名前を挙げている。

私たちビジネスマンに「尊敬する人を同業者で100人あげてみて!」と言ったらどうだろうか?!
私も、身近な方から最近読んだ本の著書など、せいぜい、10名くらいしか上がらない。手帳に列挙してみようと思った。

そして、2つ目の衝撃。これは八島さんがお話ししてくださったのですが、チックさんは常にその人たちの尊敬すべきポイントを”分解して””ひたすら真似する”ということを72歳になるまで繰り返しているそうだ。

これも自分に当てはめてみた。尊敬する人が10人挙がったとして、なぜその人がすごいと思うのか明確か?それを真似できるレベル(パーツ)まで分解できているか、真似しようとしているか?!と言うと、まるでやっていないと気づいてゾッとした。

資料の作りかたや、プレゼンテーション、喋りかた、情報発信の方法、メールの書き方、電話の掛け方、ビジネスマンでもいくらでも真似できるパーツはある。

独立したり起業していると、特に、「むやみやたらに同業者やライバルのことを気にしない」ということが鉄則(?)になっていたりする。私も、100%オリジナルであり、クリエイティブでないといけないような気負いをして枯渇気味になって逆にツライことがよくある。

自分は、舞い上がるほどにインスピレーションを受ける源はなんなのか?!


もし、学び続ける、成長し続けることが楽しいと思うなら。
やはり何から自分はインスピレーションを受けるのかをクリアにしてそこに常に接点を持つ努力をしておこう、と思う。

↓八島さんとのトークライブ、是非聞いてみて欲しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?