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読書感想『最速で10倍の結果を出す他力思考』

著書名:『最速で10倍の結果を出す他力思考』
著者:小林 正弥
発行:プレジデント社


■どんな本?

古本屋で何気なく見かけた際、「他力思考」という言葉が非常に珍しく手に取ってみました。

仕事の際、意外と他人に頼れず、自分の力だけでなんとかしようとして、
結局は時間が足りなかったり、スキルが足りず、ゴールまで行けなかった、成果が出なかったことってありますかね。
実は私は典型的に人に頼れないタイプだったので、まさにそうでした。

この本は、いかにうまく他人に頼るか、ていうか、頼るべきか、
そのあたりを非常に詳しく紹介してくれる本です。

■気になった言葉


「あなたより10倍お金持ちの人は、あなたの10倍才能があるわけではない」
まさにその通りですね。一人でやれることは限界があります。
ビジネスをうまく進めている人ほど、能力ある人と一緒に進めているケースが多いです。

「早く行きたいならひとりで行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」
小さなゴールではなく、ずっと先まで目指すのであれば、1人では絶対にたどり着けません。

「自分の持っていない強みを持つ人と組む」
チーム構築も、いかに自分より能力、違うスキルがある人と組むか、それに尽きます。

■こんな人におすすめ


こんなにも頑張ってるのに、仕事が終わらない、、、
自分1人だけ頑張ってるのに、周りは手伝ってくれない。。。
そんな考えを持ち、少しでも現状を打破したい人は、参考になるかもしれません。

■目次


【目次抜粋】
はじめに
第1章 なぜ、頑張れば頑張るほど、成功が遠のいていくのか?
第2章 自分を超えた夢が現実化する!「他力思考」7つの技法
第3章 「他力思考」を使って、最短最速で1億円プレイヤーになった方法を教えます!
第4章 人生に役立つ「他力思考」を磨く5つのステップ
おわりに

■著者のプロフィール


[著]小林 正弥(こばやし・まさや)
ビジネス教育者、作家。株式会社教育スクールビジネス研究所代表取締役。
1983年、埼玉県生まれ。2006年、早稲田大学理工学部卒。「本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ」、ダブルインカムの手法を実践する「新・講座型ビジネス実践会」を主宰。「才能をお金に変える専門家」と呼ばれ、塾生には年間3000万円、1億円を稼ぐクライアントもいる。25歳で独立したものの全く稼ぐことができず、時給900円の日雇いのアルバイトを経験。家族の治療費のため、自分を最高値で売ることを決意し、1カ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになる。その後、自分を「商品」として1億円プレイヤーとなる。自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスには定評がある。著書に『自分を最高値で売る方法』『億を稼ぐ勉強法』(ともに、クロスメディア・パブリッシング刊)がある。

■本の詳細


著書名:『最速で10倍の結果を出す他力思考』
著者:小林 正弥
発行:プレジデント社
発売日 ‏ : ‎ 2019/12/18
ページ数:200ページ

■良い口コミ


・目からウロコが落ちた!努力してもなかなか結果がでないあなたにお薦めしたい一冊。
・読後は温泉にでも浸かったかのように、じんわりと「自力思考」がほぐれていきます。私のように起業したい人もそうですが、いつも一人でがむしゃらに頑張っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
・「他力思考」がAmazonから届いて読破した翌日に、偶然にも小林さんの出版記念ワークショップがあり、参加してきました。

■悪い口コミ


・他人のリソースを最大限に使って効率と自分の時間を最大化するという論旨には賛成だが、それに対する具体例やソリューションのレベルが低く全体的に薄っぺらい印象を受けた。
・本書で伝えたい趣旨は理解でき納得する部分もあるが、著者の経験談が多く、ほかの人にも実践できる手法が書かれているわけではない。内容は薄いという印象。
・普通一般的なことが書いてあるだけでした

■まとめ


口コミに書かれている通り、自力でなんとかしなきゃと思考が固まっている人にとっては、それをほぐす意味でも非常に良質な書だと思います。


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