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Scotchウイスキー

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#ラフロイグ

Laphroaig Cairdeas 2022 Warehouse1 (ABV 52.2%)

Laphroaig Cairdeas 2022 Warehouse1 (ABV 52.2%)

アイラフェス2022年のボトル。
名の通りラフの#1倉庫で熟成させた樽を使用しており、この倉庫が海辺に近いことからその影響を大きく受けると言われています。
8月の日本帰国時に家で飲み、その時は普通のラフ10カスクストレングスのイメージと似ていたので美味しいけど特徴が無くあまり面白くないなーと放置していたのですが、12月の日本帰国時に再度飲むとピートが1980年代前半のそれに似ていると感じた為、これ

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Laphroaig 25年 Cask Strength 2017 (ABV 48.9%)

Laphroaig 25年 Cask Strength 2017 (ABV 48.9%)

ラフロイグ25年2017ボトリング。
25年カスクストレングスといえば2018ボトリング(アタリ年の1993ヴィンテージがメイン?)が日本では有名ですがその前後の2017と2019も気になるところ。
2011と2018と2019は日本に置いてきたのでマレーシアのいつもの酒屋で無理を聞いてもらい2017を購入させて頂きました。(とは言え20%ディスカウントしてもらえたので約5.5万円)
2009と2

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Laphroaig 10年 Cask Strength Batch14 (ABV 58.6%)

Laphroaig 10年 Cask Strength Batch14 (ABV 58.6%)

2021年6月ボトリングのカスクストレングスBatch14。
日本に2本置いていますがプーケット空港の免税店で1万円程で売っていたので高かったですがマレーシア用に1本購入しました。

ラフロイグ好きであればこのシリーズは買った方が良いと思います、個人輸入であれば在庫も豊富、価格もそこまで高くありません。
香りは穏やかなラフロイグ10年でアルコール由来の刺激は感じられない。
いつものピート、ヨード、

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Duncan Taylor Octave Laphroaig 17年 (ABV 53.7%)

Duncan Taylor Octave Laphroaig 17年 (ABV 53.7%)

いつもの酒屋で貰ったサンプル。
2004蒸留/2022ボトリングの17年熟成。
香りはしっかり10年の延長にあるラフロイグ。
17年にもなるとオフィシャルではピートやヨードのメディカル要素が弱くはなりますが、このオクタブはメディカル要素が強く出ている方なので個人的には好みです。
オフィシャルよりもオレンジの柑橘が出ています。
味わいは口当たりは甘いですが香りからは想像がつかない程どっしりとしたラフ

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Laphroaig 18年 オールドボトル (ABV 48%)

Laphroaig 18年 オールドボトル (ABV 48%)

ラフロイグ18年は2009年〜2016年にかけてリリースされ、2013年にラベルが新しくなっています。
ですのでこのボトルは2009年〜2013年にボトリングされたもの、つまり少なくとも1995年以前のヴィンテージになります。
1993年がアタリ年なのでフルーティさを求めて購入しました。
香りはthe 1990年代前半のフルーティなラフロイグ。
ピートとヨードのメディカル要素が弱くパイナップルが甘

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Laphroaig The 1815 Legacy Edition (ABV 48%)

Laphroaig The 1815 Legacy Edition (ABV 48%)

免税店向けボトル。
ファーストフィルのバーボン樽で熟成後、ヨーロピアンオークの新樽に詰め替えてフィニッシュしたもの。

10年に比べると香りはウッディさが強くヨードとピートは弱め。
10年で慣れている方は、あれ?legacyって書いてるのに…と驚くかもしれません。
香りからはヨーロピアンオーク新樽独特の香りは個人的にはそこまでしないですが気になる人は気になると思います。
時間を置くとバニラの甘い香

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Dimensions Laphroaig 9年 (ABV 54%)

Dimensions Laphroaig 9年 (ABV 54%)

Distilled : 2011年9月
Bottled : 2020年9月
Cask : 56392
Bottle : 47/264

ボトラーズであるDuncan TaylorのDimensions。
ラフロイグのシングルカスクストレングス。
マレーシアの行きつけの酒屋で倉庫品一斉セールの初日を見に行って良さげだったので購入したボトル。
Carn MorのBowmore23年1996を購入して飲

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Laphroaig 10年 Original Cask Strength Batch13 (ABV 57.9%)

Laphroaig 10年 Original Cask Strength Batch13 (ABV 57.9%)

2021年のラフロイグannualボトル。
アロマは開栓日のせいかかなり樽感強めでアルコールの刺激が強いので探りにくい。
15分放置することでようやくピートとヨードの強さがわかるようになる、程度で言うとcore rangeの10年とそこまでの違いは無い。
開栓直後のフレーバーはアルコール度数通りの強烈な樽感とスパイスが前面に押し寄せてきた後にシェリー由来の味わいがちょろっと追いかけてくる。
ので、

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Laphroaig PX Cask (ABV 48%)

Laphroaig PX Cask (ABV 48%)

Travel Retail品。
コロナで旅行者激減により市場に余っているらしい。
Laphroaigトリプルウッドはバーボンカスク→クォーターカスク→シェリー(多分オロロソシェリー)カスクで熟成するのに対して、このPXカスクはバーボンカスク→クォーターカスク→PXシェリーカスクで熟成。
つまり後熟が異なる。
厳密に言うと各々熟成年数が違ったりバーボンカスクサプライヤーを変えていたりする。

閑話休

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Laphroaig 10年 (ABV 40%)

Laphroaig 10年 (ABV 40%)

毎年私のtop5に入る蒸留所。
もちろん正露丸は飲みません、匂うだけ。
正露丸をダイレクトに匂い、laphroaigを匂い、そして飲み、余韻に正露丸をダイレクトに匂ってブーストする。
Laphroaigの香りがめちゃくちゃ甘くなる。
多分外野にとっては迷惑極まりない飲み方。

Laphroaig 10年 正規/並行飲み比べ

Laphroaig 10年 正規/並行飲み比べ

laphroaig 10yo
左:並行品ABV40%
右:サントリー正規品ABV43%

最初はサントリーの方が合ってると思った。けど数日空けてから飲むとしっくりくるのは並行品。
並行品は樽感のいやらしさが全く無い。
どっちが美味しいとかは無い。その日に合う合わないの話。
ただサントリーが意図を持って日本市場向けにlaphroaigに樽の組合せを指示しているのかな。
結構異なる。
色んな種類がある

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Islay Peated Whisky Cask Strength飲み比べ

Islay Peated Whisky Cask Strength飲み比べ

蒸留所の本気。

・Laphroaig Cask Strength 10yo ABV60.1% batch12
・Lagavulin 12yo ABV57.8 %
・Ardbeg Corryvreckan ABV57.1%

端的に言うと各々の蒸留所の特徴がそのまま爆発。

Islay Peated Sherry Whisky飲み比べ

Islay Peated Sherry Whisky飲み比べ

シェリー比べ。
(シェリーというより酒精強化ワイン比べ)

・Ardbeg Uigeadail ABV54.2%
・Ardbeg An Oa ABV46.6%
・Laphroaig Càirdeas ABV 52.0% Fèis ìle 2020 Port & Wine Casks
・Laphroaig Triple Wood ABV48.0%
・Lagavulin 2000 The Distil

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