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自分の直観を信じている

現在僕は大学4年生だ
単位も取り終わり、特にやることもなく日々をたんたんと過ごしているのだが、最近よくこんなことを言われる。

「学生のうちにできることをしておけ」

それは両親であったり、社会人の先輩だったり、ちょっとした記事であったり、語り掛けてくる人達は様々である。

ただ共通しているのは、僕より早く生まれているいわゆる「人生の先輩」という人達だ。
きっとその人たちは自分が学生に戻れたら、これをしておけば今より良い人生を送れていると考えて、僕らに後悔をしてほしくないという気持ちでこの言葉をかけてくれているのだろう。もちろんそれが大いに参考になり助かった、ということもある。

ただ僕は、学生のうちだからできることではなくて、今自分がやらなければけない、やりたいと感じていることを優先して今の時間を使っていきたい。

きっと人生の先輩方がおっしゃっていることは、間違いなくこの先の人生で役に立つことなのだろう。そしてそれを今しておかないと、自分もこの先にやっておけばよかったと後悔する可能性もある。

けど僕は、今何を行ったとしても後悔なんてするものだと思っている。
後悔というものは、「選択しなかった未来があるという事実」があることで生まれる。そう思うと、今この文章を打ち込んでいる間に別のことを行うという選択があるし、簡単なものだと朝ご飯をごはんかパンにするかという選択だってある。

そう考えると、選ばなかった未来なんて数えきれないほどあるから人生なんて後悔だらけだ。

でも後悔はどちらかというとマイナスの感情になるものだから、できるだけ減らしていきたい。そうするにはどうすればよいか。

僕は自分の直観を信じることだと思う。直観というのは経験に基づくものや、急にビビっときたものなど様々なとらえ方がある。
しかしそのどれにも含まれているものが、自分の肯定感だ。

例えば、先ほど朝ごはんの例を出したが、今日、僕はご飯が食べたいと思って食べた。パンも選択肢としてはあったのだが、今日はご飯が食べたかった。朝ごはんを食べて4時間ほどたったが後悔はしていない。
それは自分の直観を信じて朝ごはんを食べたからだ。

言いたいのは、自分が肯定感を持って選んだ選択には後悔はない、ということだ。後々、後悔したとしても、あの時の自分はそれをやりたかった、と思うことでその後悔が薄れていく。そうすると一つ一つの選択から生まれた現実に肯定感が生まれて、自分の人生を明るく見ることができるようになる。

だから僕は学生のうちにできることではなくても、今自分がやりたいと思ったことを選んでいきたい。しておけばよかった思うことがあっても、その時すればいい。そもそも過ごしている環境や、性格が違うのだから必ずしも言われたことを行うというのが正しいとは限らない。やっておいたほうが良いなんてことはない。
だからこれでいいのだ。自分の直観を信じることが。

そんなことを考えながら、今日は無糖のコーヒーを選んで、このnoteを書くことを選んでいる。今日の午後は服でも見に行こうかな。

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