日本選手権秋本戦6位のティムールランプ解説
2日間、デッキが応えてくれました
日本選手権戦績 ティムールランプ
R1BYE
R2ランプミラー 〇×〇
R3グルール ×〇〇
R4ディミーア ××(全勝の人)
R5グルールt白 〇〇
R6グルール 〇〇(フィーチャー)
R7グルール ×〇×
R8ラクドス 〇〇
R9 グルール 〇〇(NAGEさん
R10緑単 〇〇
R11 ローグ 〇〇(フィーチャー)
R12ディミーア〇〇(フィーチャークソガバユルシテ)
R13ID
10-2-1で予選3位抜け
SEディミーア×× (R4で当たった人)
リスト(細かい解説は差異で)
グルールが最多且つディミーアが裏で構えてるのは予想がついてました
グルールを意識しつつ、環境的にボードコントロールが主流だったので唱えた時点で勝てる根本原理デッキにしようと思い立ち、先週末まで練っていたフードレスセレズニアブリンク(花山さん(今回BEST8)の使用したリストの原型)から5日前にデッキ変更して練り上げました
一人でアーキタイプ勝率10%押し上げました
SEまで含めた全試合で個人戦績が10-3-1(1BYE)だったので、自分抜きだとティムールランプのMW%は12/39で30.76%、IDぬいて計算すると現在のMW%が41.18%なので一人で10%押し上げました。
(そもそも初日抜けがティムールランプに自分一人)
一般的なリストとの差異
(標準的なリストの一例)
採用側
乱動の再成長
圧縮効果を考えて基本土地の10枚目が欲しかったので、試したら非常に噛み合ったカード
コブラで実質1コスト
インスタントなので除去(カウンター)と合わせて構えられる
森がだぶついてもフィルターがかけられる(基本土地の10枚採用ができる)
3マナなのに耕作同様2枚デッキ圧縮ができる
最終枚数が増えるわけではないのでラクドスのハンデスまで受けれる耕作よりは優先されず、ラノワールの幻想家と2:2で合わせて3マナのマナ加速が12枚の構成にした。
長老ガーガロス
メインボードでグルールとラクドスに強い偉いやつ
雑多なアーキタイプにも12枚のマナ加速から高確率で4t着地出来、苦手得意がはっきりしてるのでメインに入れると座りがよかった
青赤トライオーム
根本原理へのアクセス性がネックだったので、ランプ仕切った後の不要牌である基本出ない土地の枠を、サイクリングでマスカンに変換できるこれにした。
多色には森が要らず、青赤の拘束が地味に厳しいので玻璃池のミミックの2枚目よりも安定性を取ってこちらの採用にした
髑髏砕きの一撃
3枚採用
アンタップイン
4マナでグルールのタフ1を2枚焼ける
終盤でも強い
ほぼすべてのマッチアップで表裏ともにしっかり機能する
4枚目欲しかったが、デッキの肉バランスの兼ね合いで断念した
アクロス戦争
サイド2枚
対グルール決戦兵器
入れればわかるその強さ
(プロのグルールに入ってて試したら死ぬほど強くてびっくりした)
今回くらいのグルールの濃さだったら3枚とってもいいかもしれないレベル
アゴナスの雄牛
サイドに3枚
コントロールにも強い
ローグが死ぬ
アラクニルを採用せずに済む
今後のメタ次第でメイン1枚入れてもいいかもしれない
焦熱の竜火
迫真のサイド4枚採用
ローグ、グルール、ビート寄りのラクドス全部に刺さる
巨人のせいでタフネスが3に整いまくってるので面白いくらい良く焼ける
ランプの宿命として初動を引きずってテンポ負けが基本になるので、この枠の枚数は妥協したくない(グルール増えすぎてアクロス戦争に1枚差し替えるくらいが限界)
非採用側
こちら側のカードも基本的に、弱いというわけではなく今回のタイミングのメタで採用する水準のメタ性能じゃなかったという話なので留意
(メタの変化次第で普通に入るカードも多い)
マンモス
緑マナタップインが土地換算にするには過剰気味
壁に使うと3/3/3なので効率が微妙
根本原理からの火力には悪くないけど、メタ意識するとガーガロスで良いかなという印象
アラクニル
5マナで4枚しか飛ばせない
これが通るなら向こうは飛行を出さない
対ローグ専用すぎる
メタ的にコントロールも見れるしテンポよく切れる牛で良すぎた(飛行多めのビートが流行ればまた候補には入りそう)
ファイラス
絶妙に噛み合わない
原理からだとカウンターのらない
壁にするには遅いしグルールからは回避される
総じて根本原理で勝つっていうプランから逸れてた
移動経路
腐らない2枚ランプというのは非常に魅力的ではあった
12枚3マナランプの構成の方が3-5-7ジャンプがしやすく、特に早くはなりにくいのと、3-5に整えた方がデッキバランスが合いやすいので非採用になった
火力2種
正直リスト変えて平日5日だけだと試せなかった枠
火の予言は終わってみると竜火と差し替えていいかもしれない(対ウーズ以外に大きく差が付きにくい)
強い置物枠
メタに対するプランニングがボードコントロールしないで根本原理含むマスカン連打、原理からぶち飛ばすなのでゆっくり作るカードは少し違った
環境に刺さるカードがあるなら採用して行くこともあると思う
サイドプラン
あくまで今回の大会でのプランベース
グルール
IN 竜火4 アクロス戦争2
OUT 耕作4 再成長2
これで大分楽になるのであとは祈ってくれ
ディミーアローグ
アーキタイプ構成によって毎度サイド調整が少し変わるので注意
IN 否認2 論争4 牛3 竜火適量
OUT 原理3~4 ガーガロス2 耕作2前後 再成長2
牛でテンポよく引きに行きたいので手札は使いきれるくらいの軽さにしておく
ウギン原理は通せば勝に一気に近づくのでウギン優先で2~3残す
ラクドス系統
これもタイプが分かれる
IN 牛3 竜火(義賊とかいるタイプ) 否認(ウギンいるタイプとか)
OUT ガーガロス2 乱動の再成長2
ライフ爆速で詰めに来るタイプは竜火でしのいで重いところで勝ち
ハンデスに強いので耕作は基本残す
ガーガロスすぐ死ぬ(そもそも黒相手全般アウト)
同型
1回も練習できなかったので正味わからん
IN カウンター6
OUT ガーガロス2 乱動2 後がわからん(どうしたかも忘れた)
すまんわからん
ヨーリオン系統
減ってるけど一応
IN 否認2 牛~3 リーク1~(青の濃さに応じて)
OUT ガーガロス2 色に応じて強みの薄くなるカード
大体ガーガロス抜いてね?(メインだと強いからいいんだけど)
あとがき
急ごしらえなのでとりあえずこんなもので
質問とかあれば投げてくだされば追記したり補足します(ツイッターにくれた方が反応早いです)
対戦した方々、応援してくださった方本当にありがとうございました!
追記
同じくtop8に入った花山さんもnoteを書かれました
原型を作ったデッキで勝ち抜けて下さったのでジョニー冥利につきます
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