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(雑だが少しは身のある話)結婚してもしなくてもどっちにしろ後悔する理由

こんにちはジョン松田です。
(ジョンはわたしのニックネーム。なぜかは…聞かないで)

最近あまり文章を書いてないことを思い知ったので、ここはひとつまたnoteで好き勝手書く習慣を取り戻そうかな、と。
フェイスブックだと仕事関係寄りの話が多くなっちゃって不自由さも感じてきたし、ツイッターだと文字数少なすぎるし、ということでnoteでは「仕事とかこれまでのキャリアとか全く関係ない、飲み屋でグダグダ話すようなまっさらの個人コラム」としてさらけ出して行きたいと思います。よろしく。

2019年にnoteを書きはじめたときは、以下のようなことを週1で書き殴ろうと思ってました。

●結婚してもしなくてもどっちにしろ後悔する理由
●40過ぎると着る服がわかんなくなる事象
●換気扇クリーニングは奥さんひとりのときに頼んではいけない
●保育園時代の息子に死ぬほど励まされた夜
●昭和だと言われようが荷物を持ってくれる男が好きだ
●都会に育つ男児はピンクに抵抗がない
●45過ぎたらどの美容分野につぎ込むべきか
●私がサザエさんを嫌う理由
●みんなができることが私にはできない
●女はしんどいけどやっぱり女がいいとおもう理由
●胃がんで他界した父 信行のはなし



2019年といえば3年前、そう、まだコロナウイルス台頭前の、毎日飲んだくれてうきうきだった時代さ。
2021年の今となってはあらゆるものが様変わりしたけど、そういえば私も昨年離婚したので、もう「結婚してもしなくてもどっちにしろ後悔する話」という1話目のコラムタイトルが、「既婚者側」からの視点ではなく「独身側」の視点に立つことに気がついた。

まあでも、既婚者だったときから「結婚ってするもしないも後悔だよな」とは思っていたので論は破綻しないかと。

これについて書く。

結婚したいと思っている頃は結婚についての良い情報を無意識に収集する脳波が働いていると思うんです。世の中にはそういう情報が膨大に溢れているし、欲している情報を得ると脳みそが幸せになるから。あと、先に結婚した友人たちの幸せ話を聞いてほっこりし、お腹の大きな友人を見て「ああ~、早く私も!」なんて夢を巡らせたりしがち。
で、勢いあまって結婚するも、しばらくすると、結婚生活についてのマイナスな情報が無意識にキャッチされ始めるんですよね。そして幸せそうに見えた友人も、実はなかなかヘビーな夫婦問題なんかをたっぷり抱え込んでいて、「実はね…」なんてあとから告白されちゃったりする。

「え? なにそれ知らんかった っていうかその結婚後クライシス、結婚前に聞いておきたかった」

ってシーンが割とまあ、ある。

でもこれは友人の細かな気遣いであって、
「いや、結婚前の幸せそうなあんたに、こんなヘビーな話するのもな、って」

となる。友人は悪くない。
そういうふうに、既婚者は既婚者特有の悩みを独身者には滅多やたらに言わないし(だって幸せそうに見られている方が幸せだもの)、だから結婚して初めて知るんです。既婚者の煮詰まった精神状態を。そして結婚後、自分もそれをじわじわ味わうことが多くなり、いつの間にか「ああ、結婚すんじゃなかったかも」という後悔がちらっと脳内をかすめる。

「もしもあのとき結婚してなければ…」

と、結婚を決めた自分を後悔したり呪ったりするけど、でもその同じ時、パラレルワールドに暮らす「結婚してない自分」も、「あのとき結婚しておけば今頃私は…」と後悔しているのです。人間はないものねだり。
なので、「結婚してもしなくても、どっちにしろ人は後悔する」。

どっちにしろ後悔する、と思って生きていれば、「こんなはずじゃなかった」と絶望する頻度は減り、自分の身の丈の幸せで暮らしていける術が会得できます。選んだ方の人生をちかっぱい愛せばいい。
これから結婚を考えている人は、ぜひ「この人となら後悔してもいいや」という人と結婚してね。上手く行ったらラッキーだし、破綻しても、人生経験値があがることだけは間違いないです。

ちなみにこの理論で、私は3組の悩めるカップルを結婚に導きましたw。


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