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オンライン認定スクラムプロダクトオーナーマスター研修を受講した話

※この記事は約2000文字です。約4分で読めます。

今回、オンライン認定スクラムプロダクトオーナー研修を受けました。
理由としては、仕事でAgile / Scrum関連の話をする事が多くなり、Certified Scrum Product Owner(CSPO)の資格を取っておきたい、スクラムについて標準的な知識の整理をしたいというモチベーションです。

今回受講したのはアギレルゴコンサルティング株式会社の以下になります。

CSPOだとOdd-eやアジャイル ビジネス インスティテュートも有名ですが、今回費用や開催時期の関係でこちらを選びました。
また、CSMも同じCoplienで受けたので、その重複部分にも触れていきます。

以下研修の体験談を纏めておりますので、これから受講を考えている方はご参考になれば幸いです。

1.受講までの流れ

先程のWebページから申し込みをすると振込銀行口座情報と振込期限、詳しい受講スケジュールのメールが来ます。
入金後、当日のZOOMのURLとテキストがBoxで送られてきます。
事前課題などは特にありません。私は復習も兼ねて以下の書籍を読み返すと良いと思います。

スクラムをやる事になった主人公がスクラムとは何かを調べ、実践していくストーリ仕立ての内容です。漫画と文章で良く纏まっている為、非常に読みやすく、内容はそこまで深くは無いですが、入門書としてスクラムの超概要を理解するには良いと思います。

アジャイルと言えばまずこの本でしょう。
アジャイルとは何かから始まり、開発者目線での内容にもなっているので、全ての人に参考になるはず。

2.講義の内容

基本的には講義が7割、3割がQAとワークショップになります。
他社のコースに比べると講義が多めですが、その分情報量が多い印象です。
私の時の講師はジェームズ・コプリエンだったので、講師に因るかもしれません。ちなみに、この方はデイリースクラムを考えた方の様です。(すごい!)

ざっくりの流れは以下になります。

  • 研修について(テストが無いからちゃんと講義受けてね)

  • ボッシュの事例(AgileにSWもHWも関係無いよ)

  • POの営み(市場調査やScrumとの連携)

  • Scrumの理論、コンセプト、プラクティス(CSMと同じ)

  • 開発者がやる気の出るPBI作成とコミュニケーションを意識する(開発者をワクワクさせる!)

  • スクラムイベントの詳細(CSMと同じ)

  • Checking(リグレッションテスト、自動化)

  • Testing(受け入れテスト、手動、探索的テスト)

途中で以下のワークショップを挟みます。

  • 自己組織化された組織を体感する(CSMと同じ)

  • PBI作成を体感する(CSMと同じ)

学んだ事とすると、POが考えるROIの要素として、プロダクトの収益もありますが、将来などに向けたチームの学習、成長の観点もあり、これは定量化を行い説明をする必要がある。

価値の最適化、価値(=金額、NPVとか)数値として出せる様に、成長も金額で表すべきである。

HWとSWはScrumに関係ない、まずは少しずつ、10年かけて大規模に。
他のチームで経験者がいればチームに入ってもらおう!

3.受講後

コプリエンから参考資料がすぐに送付されます。
また、スクラムアライアンスから初回であれば会員登録についての案内などが来ます。
会員登録が終わると、すぐに資格が発行されます。スクラムアライアンスの個人ページに結果が反映され、Linkedinとの連携も可能になります。有難いバッチと合格証明書も発行されます。

4.感想


私自身はAgile / Scrumと馴染み深い為、新しい知識よりは頭の整理が出来ました。ただ、CSMを取得出来た事で、基礎となる知識を持っているという自信は付きました。加えて、以下のチャンネルを紹介頂いたのですが、かなり有益な内容が多く良い情報源を頂いたと思いました。

https://www.youtube.com/@GOTO-

また、QAもかなり丁寧に回答頂き、補足情報も沢山頂く事が出来、有益でした。

皆様も興味があれば、その時が受講するタイミングだと思いますので、是非トライしてみては如何でしょうか。
ここまで読んで頂き、有難う御座いました!

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