就活に失敗した新入社員が、正直に就活の振り返りと今の仕事について書く


最初に書いておくが、私はいわゆる意識高い系の就活ガチ勢ではない。誰かのメンターをしたこともない。
だから、この文章は4ヶ月目の新入社員がいま思うことをラフに書き記したものに過ぎないということをご了承いただきたい。



私は、広告やエンタメ業界に行きたかった。
しかし希望の会社の就活にはことごとく失敗し、結局は小売業界に入った。
正直、全く見ていなかった業界である。小売は今の会社しか見ていないし受けてないし業界研究はしてない(これはオフレコだよ)といった感じ。
インターンからの縁で、一番最初に内定をくれたのが今の会社だった。

最終的にネット広告の会社と迷ったが、大手の安心感や様々なことをできる土壌が揃っているのを理由にこの会社を選んだ。

あの頃必死に悩み、泣いていた私に教えてあげたい。

『結構楽しいよ』
『そんで、どこに行っても大概となりの芝生は青いよ』


私は割と今の仕事にやりがいを感じている。この会社での未来を想像しつつ、目の前のやるべきことを何とか1つずつこなしているって感じ。
辛いこともあるし、趣味に比べたらめっちゃ楽しい!と強くは言えないけど、別に楽しくない訳では無い。
まあ仕事とはそんなものなのかもしれない。

そして友達に電話をすると、皆それぞれ違うことで悩んでいる。
銀行に務めている友達と私の悩みは正反対で、互いにないものねだりだねと話した。隣の芝生は青いのである。

でも、どんな仕事を選んだとしてもやっぱり成長はできると思う。
前にブログを書いたけれど、その通りだなと。→ https://note.com/john_0101/n/nfd0668239a32

去年の私よりも今の私の方が、少しだけ強いはずだ。

目標を決め、目の前のことに向き合い、終えたら振り返り次に繋げることできっと何とかなるはずだと信じている。

・起こる物事を肯定的に受け入れること。
・「対応」するのではなく、ちゃんと「コミュニケーション」をとること。
・考え無しに他人の意見を飲み込むのではなく、全てを疑い、自分の頭で考えること。


これらが、私がこの4ヶ月で大切だなと感じたことである。
今の私は、将来振り返った時に「人生において必要だった」と思える時間を過ごせていると思う。

そして何より、仕事は人生において多くを占めるけれど、人生は仕事だけではない。

同期と私の合言葉は「死ななければ大丈夫」である。思った以上に世界は広い。
考えて考え抜いた先では、少し肩の力を抜いてドンと構えていいと思う。



こんなことを書いたが、またきっと1年経てば考えはガラリと変わるのかもしれない。
だからこそ、今の私の頭の中をここに置いておこうと思う。
前に進むだけじゃなくて、ちゃんと後ろも見ることができる人間になりたい。

いま就活をしている人、いま働いている人、働いていない人…。どんな人がこのエッセイを読んでくれているのかは分からないが、一緒に生きようね。
この文章があなたの心をちょっとだけでも軽くできていたら嬉しい。

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