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人間関係がちょっとラクになる「聞き方」の基本

以下の文章は自分の読書感想を思いつくまま書いたもの。個人の主観を多分に含んでいるため、苦手な方は回れ右してください。

本の情報(読了日1/18)

書名:人間関係がちょっとラクになる「聞き方」の基本
作者:丘村奈央子
出版社:ごきげんビジネス出版
ASNI:B00LM41M82

この本では会話をスムーズにすすめるやり方や話し相手に心地よく話をしてもらえるようにする方法を具体例をあげて紹介している。

以前とある会話に関する本を読んだ。その本では会話の内、3割話す、7割聞くの配分にすると会話相手が楽しく会話できるとあった。今月入ったくらいからそれを実現しようとしているがなかなかうまくいかない。うまくいったとしても相手があまり楽しそうでなかったり、自分ばかり話していると言って気を使う場面もあった。また、3:7の比率に気をつけるあまり、会話の内容そのものに集中できないことも多い。何か別の方法、会話そのものや相手に対する考え方に関する本を探そうと思い、この本に出会った。それまでは釈然としない気分でいたが、この本を読んだことで少しその霧が晴れたと思う。

そもそも聞き上手な人とはどんな人だろうか。この本では「相手の会話に関心をもち、集中して話を聞く人」を聞き上手としている。つまり、話を聞くテクニックそのものではなく聞くことそのものに対する考え方が大事だとしている。

自分は、お互いに話してて楽しいな、聞いてて楽しいなと思う会話をいい会話だと思う。とくに、「この人と話すと楽しい、もっと話したい」と思われる回数が多い人が聞き上手なのではないかと思う。このため、相手に関心をもって相手の発言内容や解答内容に集中して聞くようにしている。

そもそも聞き上手は、得な人だと思う。話し相手が気持ちよく話を続けられるため、より多く会話することができ、より多くの情報が得られると思う。現代において情報量=教養のもととなり、より深い人間性やアイデアを生み出すことができる。また、多くの情報から得た知識を使って物事をより厳密に比較検討して、選択できるようになる。

スマートフォンが普及した今となっては情報を簡単に大量に収集できるようになった。しかし、その情報の真偽や信憑性は自分で判断するしかない。日頃から多くの情報を処理していれば、それらを判断できるのではないか。聞き上手となることで人間関係が改善され、新しい人間関係が構築されるだろう。自分とは違う意見や価値観にふれることで新しい世界に出会え、人としての魅力があがると思う。

ともかく、明日からこの本に書いてあることを素直に実践しようと思う。思い立ったが吉日とはよい言葉だ。

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