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エストニアの長期滞在ビザ取得のためにやったこと

割引あり

2023年6月にエストニアに移住するとXのプロフィールに書いていましたが、スタートアップビザやノマドビザがなかなか承認されず、ズルズルと年越ししてしまい、2024年1月末に1年間の長期滞在ビザを取得しました。
ワーキングホリデービザの取得方法などは情報がありますが(といっても少ない)30歳超えてロングステイするための記事は中々見当たらなかったので、かなり苦労しました。

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エストニアはとても綺麗で治安も良く、親切な方が多い国です。
この記事がこれから長期滞在したい方の参考になれば幸いです。

1.事前準備

まず大前提として、仕事がオンラインで完結し、エストニアで1年間生活するに足る収入と財源が必要です。

詳しくはエストニア大使館のDビザページを参照(https://www.vm.ee/en/consular-visa-and-travel-information/visa-information/application-long-stay-d-visa#:~:text=A%20long%2Dstay%20(D)%20visa%20is%20a%20national%20visa,the%20period%20of%20180%20days.

元々自動車製造業の物流管理をしていましたが、海外に行くには職種を変える必要があったので、以前から興味のあったWeb関係の仕事に転職
その際、テックキャンプというスクールに通っていました。

地元企業に就職したものの、あまりの給料の低さに絶望し、フリーランスになり、ノーコードを使った受託開発に切り替えます。
Bubbleを学んでいる時に、NoCodeCampと出会い、コミュニティマネージャーや経営の仕事に携わらせていただき、仕事の幅が広がりました。

最初の仕事を退職してからここまで2年を要しました。未経験からのIT転職という煽り文句はそんな簡単なものではないですが、継続した学習ができれば不可能ではありません。

収入も安定してきたので、ようやくビザ申請に移ることができます。
それでは具体的な事前準備や申請方法について解説していきます。

a.パスポートの取得

当たり前ですが、パスポートを取得しましょう。
住民票の写しなど必要なので、マイナンバーカードがあるとコンビニで印刷できてとても便利です。
何かと炎上しているマイナンバーカードですが、自分はあってよかったと思います。
ただログインはしにくいよね…

参考:パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html

外務省

b.旅行目的の作成

どんな目的でエストニアに滞在するのかを明確に記載します。
以下は自分が書いた旅行目的になります。
実際にエストニアに会社を持っていることと、スタートアップビザに挑戦していることを記載しました。
提出書類は全て英語である必要があるので、DeepLやChatGPTには大変お世話になりました。

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