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アイルランド音楽・ダンスを愛する僕たちに"今"できること

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の流行により、セッションやケーリーなどのアイリッシュ関係の各種イベントが中止・延期が続いています。

こうした状況がいつまで続くのか。
セッションやケーリーを以前のように楽しめる日々は戻ってくるのか。

生演奏が主軸にあるアイルランド音楽・ダンスはどうしてもコロナとの相性が悪い。
残念ながら、コロナとの戦いは長期戦になりそうです。

それでも、僕たちはアイルランド音楽・ダンスを愛している。

この文章では、COVID-19の感染を防ぎつつ、アイルランド音楽・ダンスを楽しむ方法を考えます。
日本のアイルランド文化を守り、育て続けるために何ができるかを考えます。

*音楽パートはうにが書いてます

■セッションに参加する以外で、アイルランド音楽を楽しむ方法


1. 「自分で探求する」

①CDをアマゾンで購入する

デジタルアルバムを買うなどすれば、自分も楽しいしミュージシャンも助かるで一石二鳥!
お金が渋ければYoutubeやband campの試聴機能でかなり色々聞けるぞ。何聞くか迷うときは友達や先輩や後輩に聞いてみよう!きっと狂喜乱舞しながら教えてくれるよ!

↓奏者リスト

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②楽器の演奏を見直す

覚え損ねていた曲、例えば普段覚えにくい4パートの曲やオキャロランを覚えるのも楽しそう!
bucks of oranmoreやlark in the morningなど!

ハッシュタグ: #うにtune

でコンサーティーナやピアノ、スウェーデンのニッケルハルパで動画アップしてます。

③曲や歴史を調べる

そういえばあの曲の由来ってなんだっけ?アイルランドの歴史調べてみようかな…?などなど普段解消しそこねた疑問をこの機に解消してみよう!

わからないことは

ハッシュタグ: #アイリッシュこれ知りたい

でつぶやいてみましょう。詳しい方々が答えてくださるかも⁉

↓便利サイトまとめ

ちなみに、おおしまゆたかさんがICFでお話してくださる予定だった内容が書かれた本です。おすすめです。

↓本に出てくるバンドの動画のリンクをまとめてみました。

2. 「人と共有する」

「こういう音楽良かったよ!」
「こういうことを知って面白かったよ!」
友達とおしゃべりしたら楽しそう!ネットおしゃべりなら孤独にもならないし感染リスクもない!

ハッシュタグ: #アイリッシュこれ語りたい

でつぶやいて「楽しい」を広めましょう!

3. 「人に教えてもらう」

アイリッシュ友達のアイリッシュ以外の趣味、聞いてみよう。普段気が向かないところへ目を向けてみたら面白いはず!
音楽関係でいうと例えばICFで講師をやる予定だった酒井絵美さんがノルウェーのダンス曲について楽しい記事を書いてくれていますし、各地のミュージシャン・ダンサーがライブ配信をしてくれたりしています。ぱらぱら見てみてもおもしろそうですな。

酒井絵美さんの記事

他にもコロナ騒動が収束した後に気兼ねなく遊べるように、やらなきゃいけないことを片づけるのもいいですよね。勉強とか難しい本読むとか手続きとか…

文責:うに

■ ケーリーに参加する以外で、ダンスを楽しむ方法

ここから城です。ケーリーに行きたくて行きたくて震えちゃう。
でもちょっとだけ我慢。

空き時間を利用してボルテージをMAX!!
コロナが収束したら怒濤の人数でケーリーへ殴り込み、ケーリーバンドを驚かせてやりましょう!!!

1. 伴奏者を支援する

ご存じの通り、僕は「いつもダンスの伴奏をしてくれるアイリッシュミュージシャンに”ありがとう”を伝えよう」というプロジェクトを立ち上げてクラウドファンディングを行いました。
ミュージシャンと、ミュージシャンに感謝してる人を"つなぐ"ための企画です。

これはとてもわかりやすい例ですが、もっと簡単にできることがあります。

たとえば

・伴奏者のSNSをフォローする
・投稿をシェア、リツイートする
・ライブ配信をみる
・コメントする
・DMする
・応援する / 愛を伝える
・(可能なら)投げ銭する
・(可能なら)CD、物販を購入する
・etc…

大切なのは今できることをやること。

投げ銭やCD・物販の購入はミュージシャンをダイレクトに支援する方法ですが、個々人のリソースにも限界があります。

ミュージシャンに限らず、飲食、映画、観光は現在最も被害を受けている業種ですが、その余波は遠からず我々のもとへも波及します。そのときに自分の面倒を見られるだけの余力は残さなければなりません。COVID-19との戦いは長期戦、持久戦なのです。

選択と集中。
マネーがあるなら然るべきところにがつっと支援。
情熱があるなら有益な情報を拡散、及び自ら発信し”続け”ましょう。

*SetDancePalはケーリーバンドを支援するためにYouTubeでの宣伝を始めました。CDの販促、練習風景の撮影、音源販売のお手伝い、何でもします!

↓チャンネル登録はこちらから
https://www.youtube.com/channel/UCj0m-KifAfqWTgajODCme1A

2. セットダンスを研究する

イベント延期、大学休講、在宅ワーク・・・。
家に引きこもる時間が長い。春なのに。

そんな今こそ、セットダンスを深く学んでみるのはどうでしょう?

ステップを見直したり。
リズムの違いを理解したり。
セットの由来を学んだり。

今後、セットダンスのステップについての記事を連載予定です。

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「SetDancePal」のTwitterではセットダンス情報や #ケーリー文学 のRTを行っています。

「アイトラダンシング愛好会kyoto」ではダンスに関する小話が読めたり。

こちらのブログではもっとマニアックな記事が連載されていたりします(嬉

アイルランドでダンスに夢中だった山下理恵子さんの本もとても面白い。

*記事のリクエスト、及び、一緒に内容をブラッシュアップしてくれる方も募集中だよ!

3. ひとりで踊る

シャンノース、オールドスタイルなどのソロ・ステップダンスが気になっている方、いますよね。

ソロのダンスを始める最高のタイミングが今。

人と会わずに踊れる!大シャンノース時代。

シャンノースを学ぶためのLINEグループもあるよ♬

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文責:城拓

■いつかコロナが落ち着いたら

この文章は、

「コロナ感染拡大を防ぎたい。でも、アイリッシュも楽しみたい」

と願う僕、城拓とうにが同じことを考える仲間、一緒に楽しんでくれる仲間を募りたくて書き始めました。

日本におけるCOVID-19の流行が決定的な今、以前と同じような楽しみ方ができるのはまだまだ先になりそうです。
場合によってはパブが潰れてしまったり、ケーリーの開催数が激減してしまうかもしれません。

それでも、いつかコロナが過ぎ去った後に、以前と同じまたはそれ以上の熱量をもってセッションやケーリーへ遊びに行きたい。セッションやケーリーを愛する人と繋がりたい。界隈に情報を増やしたい。コミュニティを守りたい。そのための情報発信を続けたいです。

もし、似たようなことを考えている方、あるいは、一緒に盛り上げていきたい方、是非ご連絡ください。「うちではこんな試みをしてるよ!」という情報もお待ちしております。

ハッシュタグ
#アイリッシュこれ語りたい
#アイリッシュこれ知りたい

で呟いてください。

うにとSetDancePalがゆる絡みしに行きます。リツイートもしちゃうよ!

今後、「お家で楽しむアイリッシュ」というマガジンをnoteで連載します。僕がダンスのことを書いたり、うにが音楽のことを書いたり。
ほなみちゃんもアイルランドの政治・宗教・紛争をテーマにしたお話をゆるゆる書いてくれるかもよ!

「こんなこと知りたい!書いてほしい!」というご要望ありましたら3人のどなたか、またはこちらの記事にコメントくださいな!

マガジンに寄稿してくださる方も募集中です〜

*サムネの写真協力は木村穂波

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

Grazie per leggere. Ci vediamo. 読んでくれてありがとう。また会おう!