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山梨にはサウキャンフェスという名のエデンがある

きみは"サウキャンフェス"という名の楽園(エデン)を知っているか

昨年の秋に大盛況だったあのイベントが今年もやってきた。今年は友人を3人誘って行ってきた。飯がうまい。酒がうまい。川がうまい。サウナが気持ちいい。ばら色の2日間をどうツイートしたらこの感動が表せるのか…と考えた挙げ句、感想文を書くことにした。

サウキャンフェスとは?

Sauna Camp Festival、通称「サウキャンフェス」とはサウナ愛好家たちによるモバイルサウナの祭典。以下は昨年の説明より抜粋です。

"誰でも参加OK、水着とタオルだけでOKな、 気軽にふらっと遊びにこれるサウナキャンプ体験会を開催します!実は去年も開催したんですが、なんだかアウトドアサウナもりあがってるので、サウナもお客さんの定員も増やして「日本初のモバイルサウナの祭典」にしてみました!フィールドに2日間だけ突如あらわれるサウナビレッジ!"
Sauna Camp Festival開催!日本初モバイルサウナの祭典です!

フィンランドで体験したサウナを除けば、僕が日本で初めて体験したアウトドアサウナ、それがサウキャンフェス。森や川など自然に溢れた空間が大好きな僕は一瞬で虜になり、その後もフィンランドヴィレッジに行ったり、Sauna Camp Dayに行ったりとアウトドアサウナを満喫する時間は日々のたのしみです。

昨年の様子はこちら

忙しい貴方のためにサウキャンフェスのたのしさが伝わるツイートを一部抜粋しましょう。

どうだ?身体がだんだん熱くなってきただろう?

サウキャンフェスはマジで24時間たのしいイベントなんだけど、僕的なオススメぽいんとを3つピックアップするぜ!!!

サウキャンフェスのココがイイ!No.3 - 自然がイイ!

サウキャンフェスの会場は山梨県小菅村の玉川キャンプ村。東京は新宿から車で3時間ほど。最寄りの駅は奥多摩駅。中央線を辿ってさくっと行ける身近な自然ぷれいす。

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ふだんはヤマメ・ニジマス釣りが楽しめる玉川。サウキャンフェスを開催する2日間に限って思う存分、川にダイブできます。

日本ではアウトドアサウナを満喫できる場所は身近には少なく、その上、近くに川や湖がある場所はもっと少ないです。ここ、玉川キャンプ村にはそのダイブスポットがたくさん!!! …だけでなく、滑り台なんかもある。

キャンプ場は山の中にあるので都会の喧噪などとは無縁。サウナに入り、川にダイブし、整いイスに腰掛けると響くのは大自然の息吹だけ。こんな贅沢、他にあるだろうか?いやない。人類のユートピアとは玉川キャンプ村のことである。

サウキャンフェスのココがイイ!No.2 - サウナがイイ!

「Sauna Camp Festival」というからには当然サウナがたくさんあります。いずれも個性豊かなサウナたちなんだけどマニアック過ぎて、このページを読んでいるニュービーな君たちにはちょっと理解できないかもしれない。え?そんなことない?それじゃあ、紹介しようか。

サウナトラック

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昨今トラックを家代わりにする人がいたりしますが、こちらはトラックの上にサウナを作っちゃった。一見ネタ的なサウナに見えますが、運転席の上にあるスペースがめちゃくちゃ熱かったり、屋上で寝そべることができたり、バーカウンターにトランスフォームしたりとポテンシャルがマジで高い。

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昨年のサウキャンフェスで居座っていたのは何を隠そう私のことです。オーナーのチルパリさんによるパーティーロウリュは激熱でその後の川ダイブが気持ち良くなること必至。

Enthalpy3

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昨年のSauna Camp FestivalでDIYサウナの魅力にとりつかれた「山梨サ活倶楽部」が作り上げた世界最高クラスの超高温テントサウナ、Enthalpy3(エンタルピ)。テントというよりもはや羽毛布団。異常な断熱性能をご堪能ください(オーナー:山梨サ活倶楽部)

今年のサウキャンフェスで数々のサウナーを唸らせた超高温サウナ。「テントというよりもはや羽毛布団」ってちょっと何を言っているのか()

今年の4月にデビューし(?)、ずっと気になっていたテントサウナ。熱さだけが魅力かと思いきや、サイエイシフィックなアプローチに数々の試行錯誤、ちょっとした気配りなど様々な点で行き届いている繊細な面も。熱さ耐性には自信のあった僕がマジで何度も逃げ出したのでロシア人ばっちこいです。

ATTU.lol

DIY系テントサウナ「Attu」擁するアウトドアサウナ。諸般の事情があって一夜を明かしたサウナなので実は一番愛着があるという…。今回のサウキャンフェスでもリラックスするために何度も入りに行きました。

このサウナの最も好きなところが人がたくさん入れるところ。少なくとも8人。詰めれば10人くらい入れます。テントサウナはそのモバイル性からどうしても収容人数が少なくなりがち。通常は4人ほど。狭さには狭さの良さがあるように、広さにも良さがあります。友達と一緒に入れたり、アウフグースができたり、気軽にたくさんの人と絡めたり。

書き始めたらマジで筆が止まらないんだけど、サウナはまだまだある。しきじ薬草サウナ、Walrusの火力、シナモンロウリュ…これ以上は是非君の目で確かめてほしい

ちなみにサウキャン2019で設置されたサウナ、その数なんと10。10セットこなさないと全部を味わい尽くせない。そんなに沢山入れない?大丈夫だ、問題ない。サウキャンフェスは2日間のプログラム。1日目に入りきれない場合は、2日目に入ろう。

サウキャンフェスのココがイイ!No.1 - 人がイイ!

サウキャンフェスの魅力はもう十分伝わっているはずだ。大自然の中にある数々のサウナ。それだけではなく、BARあり、飯あり、音楽あり。この世の娯楽がすべて詰まっているのではないかと錯覚してしまいそうになる。

だが、この夢の空間をつくっているのは誰か?人だ。サウナを愛する愛好家たちが集まってこのイベントは作られている。フェスの至るところでその愛は感じ取れる。

それは、心地よい温度に温められたサウナの中であったり、
それは、美味しい食事の提供や接客であったり、
それは、何気なく交わす言葉の中であったり、
それは、朝早くからサウナを温めているときであったり、

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「サウナを愛する人に悪い人はいない」なんて言うけれど、サウナーにこれほど愛されるイベントはないと去年の僕は強く感動した。そして、今年一緒に行った友人から「人がよすぎる!」という感想を聞いたときは本当に嬉しくて、スタッフの皆様の愛が初見の人を魅了していることに改めて感動して、あ、目から汗が、、、

事前にたくさん考えたり、海外から秘蔵アイテムを輸入したり、ギミックをしかけたり、面白いサウナを作ったり、夜用のライトを設置したり、プール作ったり、受付したり、広報ページ作ったり、絵を描いたり、バスの引率したり、車の運転をしてくれたり、重い荷物をもって遠くから駆けつけたり、薪を調達したり。

僕の知らないことはまだまだたくさんあるのだろうけれど、それらをやってくださったすべての皆様に乾杯です。ありがとう。僕はサウキャンフェスが大好きだ。

もっと詳しく知りたい方は

ハッシュタグ「サウキャンフェス2019」で調べてみてね!幸せなツイートがたくさん見られます。

※サウナの画像はSauna Camp Festival 2019の特設サイトから拝借しました

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