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イタリア滞在247日目・248日目

秋になると相対性理論が聴きたくなります。

今回はワインソムリエクラス(legislazione/sommelier)、職場体験、中世お祭り、地元村祭りの4本です。授業メモは最後に。

金曜日

Duolingoというアプリでイタリア語を勉強しているんだけど、たまに知らないフレーズが出てくるとこうしてスクショしている。a memoria = by heart.
午前。今日の3本。
アスパラのリゾット。BIOのアスパラ買ったら無茶美味しかった。
午後はデカンタのお手本。
chianti classico, IGT Salento, Carignano. このrossoが好きでした。Santadiはいつか行きたい。
午後はお買い物。
メロンが食べたくなって買ってみたらとっても美味しかった。当たり。Melone Honey moon premium.
これが美味しかったアスパラです。イタリアは細いのが流通していることが多い印象。日本は綺麗に作られた太いのが多いよね。
トリッパがスーパーで買えるイタリアが羨ましい。日本でも売っているらしいけれどあまり見ないよね。流通どうなってるんだろ。
Birraの授業で修道院ビールが美味しいと知ることができたので同じ銘柄の買って飲み比べました。結果授業で飲んだ青いのが一番美味しかった。
いつか友達からもらったドイツの青いエチケットのビールをよく探している。
ピエモンテのバターを買いました。ピエモンテに住んでからバター試しているけれどすごく美味しい!ってのにはまだ出会えてない。
夕方はクラスメートとお部屋でアペリティーボをしました。
地面のこういうのつい見惚れちゃう。

土曜日

土日はpiazzaが人で賑わう。
いつものmercatoに遊びに来ました。特に買うものがなくてもmercatoをうろうろするのが好きです。
散歩していたら中世フェスが。
La valdinievole e la sua storia.
フクロウが屋外展示されています。ヘドウィグ!って感じです。
よく調教されててすごい。
レストランに遊びに来ました。今日は豚の丸焼きを出すらしい。
まかないです。人数が多いからビュッフェ方式になってて、自分でパスタとアンティを取りに行くスタイル。イタリアのまかないって意外とシンプルなんだなって思った。
ピザ作り見学。
ここのカンティーナが気になってて、スクショ撮ったけど行けなかったな。
わかる。
いい天気。テルメ。
この日も遊びに来ました。お菓子もらえた。
仕事風景1
仕事風景2
仕事風景3
まかないです。超シンプル。
イタリア人は掃除が割と雑な傾向があって、気の済むまで掃除しようと頑張ってたらどうしても働きすぎてしまう。上がり前の風景。人がまだまだたくさんいる。
昨日見かけたイベント、ちゃんとしたチラシを見つけました。
これはパイプスなのか、それとも消防ホースなのか。
仕事終わりに遊びに行くぜ。槍で突く演舞。
ホッケーゲーム。左の女の子の服装が好きです。
弓矢の催し物があって、ゼルダで腕を鳴らした身としてはぜひ一度挑戦したかったのだけど、行くのが遅くて打てませんでした泣
こーゆーワンピースも好きなんだー!
タロット占いやってた。「占おうか?」と誘われてぜひ受けたかったけれど言われたことを理解できる気がしなかったので泣く泣く断念。
フクロウだけじゃなくて鷹もいる。
顔隠しフクロウ。
体験断頭台。
「俺の財宝か、欲しけりゃくれてやる!!」
この剣、振らせていただきました。
「っふ!っは!ぜあーーー!!」
古いお金だー!
良さげなBGMかかってるから音響さんに聞いたらCeltic musicでした。
一度お家に戻って、
電車で一駅、Serravalle.
足が他になかったので会場まで歩くことにしました。5キロくらいだったかな。
街と街の区切りで斜線を引くという文化が新鮮。
Serravalleの中心の通りです。
観光案内所まで来て「お祭りどこ?」って聞いたら「ここじゃなくて向こうだよ」と教えてもらいました。
てくてく歩きます。
結婚パーティへの案内がアナログすぎてウケる。Auguri!!
30℃だそうです。
近くでSagraやってると知って歩いてきたけれど、まさかの町祭り規模でこじんまりしてた。しかもステーキ祭りなのにステーキ屋がない(おそらく夜になると開店する。そんなのある?)。
signoraが謎のダンスを踊る催し物。
食べ物はある。ステーキじゃないけど。
がっかりしたので、近くにあるレストランに来ました。調べたら美味しそうだったので。
carciofiのフリットを頼みました。
帰りもてくてく歩きます。バスが全然走ってないんだよ。歩いてたら人が群がるgelateriaを見つけたので必ず行くぞと心に決める(この日は気分じゃなかった)。

授業の覚書き

金曜日の授業は法律関連。イタリアのワイン格付けで大事なのはIGT, DOC, DOCGとよく言われるけれど、それ以外にもVino da tavolaという区分けがあって、産地や品種が書かれていないワインがこれに当たる。Sagraで出てくるグラスワインや地元の小さいレストランで出てくるワインは大体これの印象。当たり外れが大きいんじゃないかな。Vino da tavolaという呼称は昔は使われてたけれど今は使われていない。

DOC/DOCGなどのいわゆるVQPRDの走りはフランスで、フランスは格付けがしっかりされている。イタリアは後発で苦労したけれど近年は根付いている。DOC/DOCGのラベルが貼られていればある程度の品質が保証される。IGTは地域で作られていることを保証するだけ。DOCとDOCGはあくまでクリアすべき基準の厳しさの違いでしかなく、DOCGのワインが一番美味しいとは限らない。

ナチュラルワインなどはこれらの格付けの規制をクリアするのが難しいから必ずしもIGT/DOC/DOCGの記載があるとは限らないし、記載があるからといって美味しいナチュールとも限らない(出典:僕の体験談)。

ボトルに葡萄の品種が記載できるのは単一品種を85%以上使っている場合だけ。スプマンテの場合はMoscato, Malvasia, Trebbiano, Pinot bianco, Pinot grigio e Pinot neroのみ記載可能。

「Classico」という記載がたまにあるけれど、これは伝統を意味している。Superioreはアルコール度数が高い。Riservaは熟成期間が長い。

熟成した赤は昔は高い温度でサービスしていたが、今はそうとも限らない。せいぜい18℃。高い温度でサービスするのは香り成分が揮発しやすいからですね。

ワインリストについても習ったんだけど、生涯で一度はデザインしてみたいなと思った。ワインを選びたいのではなく、読みやすい、選びやすいリストを真剣に考えてみたい。わかりづらくない?ワインリスト。

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不定期連載。実験的に始めます。買い切り。

イタリア滞在期(2022.10~)を連載中です。イタリア料理、ナチュラルワイン、日々のこと。エッセィ。

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