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イタリア滞在13日目

暇なときはミラノ市内を気の向くまま歩いているのですが、先日道を選び間違えて行き止まりにぶつかってしまい、3メートルくらいの柵をよじ登って無理やり乗り越えたら手が真っ黒になってしまいました。どうも、城です。語学学校へ行くときも私有地の柵を横切っているのですがいつ怒られるかとても不安になりながらショートカットしています。
市有地といってもただの駐車場なんですけれど。

ヨーロッパだからか、この季節だからかわからないけれどイタリアの雲がエモい
右下の路線に乗りたかったのに右上の路線に乗ってしまい危うくアポに遅刻するところでした(走った)
Cascina Antonietta駅、過疎ってて北海道やアイルランドを思い出した。駅前に車がいっぱい駐車されていると安心する
新興住宅地っぽい。家しかない
Google Mapが私有地を横切って向かえとささやく
Agenzia Entrate (Gorgonzola, Milano)
小さな役所です
書類がいっぱい
お買い物。イタリアンパセリはでっかい束でしか売ってない。そして安い
アーティチョークだー!!!(2回目)
プレッツェーモロが手に入ったのでアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ・エ・プレッツェーモロ(aglio olio peperoncino e prezzemolo)を作りました。


今日は長期滞在者御用達、個人納税者番号ことCodice Fiscaleを取得してきました。イタリアの銀行口座を作ったり、保険、賃貸契約など生活のもろもろに必要になるそうです。Codice Fiscaleはイタリアに住む人なら誰でも無料で作ることができます。作る場所はAgenzia Entrateという名の税務署。

事前に予約が必要で、一度アポなしで訪れたら追い返されてしまいました。で、アポを取ろうとインターネットで予約可能日を見たら1カ月先まで埋まってる。幸いミラノにはたくさんの税務署があるので、最短で予約できる税務署を探したらゾーン4の税務署になりました。

ミラノの交通手段はゾーン制が適用されており、中心街のゾーン1からゾーン3は2ユーロで、ゾーン1からゾーン5は2.8ユーロで乗り放題になります。制限時間はそれぞれ90分、135分。その間はメトロ・バス・トラムの乗り換えは自由です。フィンランドのヘルシンキも似たような制度をとっていて、Whimというアプリが便利。WhimほどじゃないけれどミラノにもATMというアプリがあって、上記のチケットをスマホで買うことができます。

ATMアプリの問題点はメトロの改札を通り抜けるときにこのアプリからQRコードをかざさなきゃいけないのだけど機械が全然読み取ってくれない。今まで7回くらい試したけれど1回しかうまくいかなかった。「どうしよう、、、」と迷っていると若者が改札を乗り越えていたので(無賃乗車)、「なるほど」と僕も真似して乗り越えています。駅員さんにはスマホの画面を見せながら「無賃乗車じゃないよ」とアピっているのですが正しいミラネーゼの振る舞いなのかはわかりません。

ちなみにゾーン4は東京でいうところの青梅、ゾーン3は立川といったところ。ゾーンの数字が大きくなるにつれ商業施設が減り、住宅地と自然が増えていきます。ゾーン4くらいが肌に合いますが、僕が今住んでいるのはゾーン2。当然、市街地に近いほど家賃は高く、お買い物が便利になります。


https://nuovosistematariffario.atm.it/


Codice Fiscaleに話を戻します。

Codice Fiscaleの取得方法や予約方法は自治体によって違いが多いと思うのですが、思っていたよりも簡単に取得できました。用紙への記入が必要だったり、個人納税者番号を自分で計算する必要があるとの情報もありましたが、僕はQUADRO B/C、つまり、名前、性別、国籍、出生地、現住所のみ記入し、その他のことは税務署の方がやってくださいました。所要時間はものの15分ほど。

簡単だったのは多分ミラノだからで、イタリアの田舎に行くほど手続きが面倒になるだと思う。今日も受付ではイタリア語しか通じなくて、単語から言ってることを想像して「Si…Si…」と問答した。実際に窓口で対応してくれた方は僕がイタリア語をすごく話せるわけではないとわかると英語を交えて話してくれた。


語学学校も2週目が終わり、今日はロンバルディア料理の研究を始めました。イタリアンパセリのリゾット。

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