見出し画像

朝から晩まで白球

今年の夏は朝から晩まで高校野球ばかり観ている。第一試合から第四試合までしっかり観て、ニュースでハイライトを観て、締めに熱闘甲子園を観ている。日中の移動時間もラジオでずっと高校野球を中継しているチャンネルがあってそれを聴いているし、パソコンやスマホでも試合を確認できるし、もう甲子園にいるのと同じじゃないかとすら思っている。特に外をウロウロしながらラジオで中継を聴いていると、ただのあぜ道でもここはアルプススタンドか?となる。なりはしないが、そのくらいの感じはある。マウンドか?となる。なりはしない。
とにかく熱闘甲子園は本当に泣ける。昔からずっと観ていて(1981年頃からやってるらしい)最近とにかく泣けるとかではなく、毎年泣いている。泣きすぎじゃないかと思う。選手やチームの知られざる裏側や思いみたいなものを詳らかにされると「あぁこんなことがあったのに、あんなにがむしゃらに試合をしていたのかぁ」となってグッとくる。熱闘甲子園の良いところは、勝者だけにスポットを当てないところだ。敗者にもきちんと目を向けている。勝者にも泣けるし、敗者にも泣ける。泣きすぎじゃないかと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?