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どこかで犬が鳴いている

夏の公演にご来場頂くお客様の割合、演劇と関係のない人が増えている。嬉しい。演劇人同士の行って来いではなくなりつつある。前々回あたりからその割合が徐々に増してきて、本当にありがたい。
そうなった場合、割と大事だなと思うのが折込チラシだ。ありとあらゆる種類の折込チラシがあって、その中から好みのチラシを見つけてもらって、観劇にまでつながればいい。そうでもしないと、演劇公演の情報は本当に届きにくい。地域演劇ならなおさらだ。演劇と無縁の人がせっかく足を踏み入れてくれたのだから、演劇面白かったという感想と、次へつながる情報を持って帰ってもらいたい。
いま制作中の作品はダブルキャスト。本当に大変なことだなと痛感している。目が回る。初めての経験が成長を促すという言葉を信じてあと少しだけがんばってみようと思う。誰もがあがきながら面白い作品をという気持ちに満ちていることが救いだ。
と書いている間もずっとどこかの家の子犬がずっと吠えている鳴き声がうっすら聞こえてくる。何なら1日中吠えている。鳴き声を繰り返し再生してんのかくらい、休むことなく鳴いている。ワン__ワン__ワン__みたいな一定を刻んでいる。しかもうっすらだから、どこの家の犬なのかはわからない。家の人達どう思ってるんだろう。心配になる。

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