見出し画像

狭いスーパーマーケット

東京に来た。ランチに調子乗ってカレーのナンを2枚食べたらお腹が痛くなり、久々のピンチを迎えた。目指したトイレが行列で、通りの向かい側にコンビニがあったので駆け込むもトイレがない。そうか。都会のコンビニはトイレを貸してくれないと聞いたことがある。これだったか。
かなり遠いが駅まで行くのが賢明かと思った矢先に建物と建物の隙間を埋めるように2階建てのスーパーマーケットがあることに気付く。ここならどうだと飛び込むと多目的トイレがかろうじて2階にひとつあり、事なきを得た。
トイレ前はもうそのことだけで頭がいっぱいだったのでわからなかったけど、難局が過ぎ去り平和しかない状態でそのスーパーマーケットを眺めると、極端に狭小物件であることに驚く。九龍城のように入り組んだ動線にこれでもかと積み上げた品々。棚の角を曲がると肩が商品にぶつかるから慎重に曲がるしかない狭さ。こんなスーパーマーケットが都内ではスタンダードなのだろうか。余りの窮屈さに私のトイレ待ちをしてくれていた友人らにその狭さを必死で伝えるもなかなか共感を得られずはからずも孤立。ツルヤが恋しいぜ。

写真はその例のカレー。

うまかったなぁ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?