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面白い話を書けるか

プロ野球観ていたら、ピッチャーマウンドの盛り上がっている部分に広告が掲示されていた。そこまで広告枠として売るのかと驚く。「ピッチャーマウンドの盛り上がってるここ、ここんとこも売れるんじゃない?」って思いついた小狡い人がいる。もうそういう視点でしか世界を見ていないのかもしれない。どこか広告が入り込む隙間はないか。広告枠になりそうな空間はないかと。ある種の天才のような気もしてならない。
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すごい技術のCGとかVFX(古い)とかプロジェクションなんとかを駆使した作品でも、シナリオがつまらなければつまらない。シナリオがつまらない面白い作品はない。シナリオが面白い面白い作品はある。どうしてもそこはそうなんじゃないだろうか。シナリオがつまらなければどれだけ演技を頑張ってもつまらない。面白い話を書かなくてはいけない。時代遅れで、情景描写を登場人物がしゃべり過ぎて、わざわざ泣かせようとしたりメッセージを提示しようとしたりしてこない、面白い話を書かなくては。最近面白かったのは成瀬シリーズだ。本屋大賞を獲った小説。血の出ないパルプフィクションみたいな構成がすごいし、主人公の人物像も大変ユニークだけど、何より話が面白い。結局そうなんだなと思った。がんばって面白い話を書いていこう。こういうことを書くと「面白いにも色々あるよ」とか何とか言ってくる人もたまにいる。わかてるて。

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