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過去振り返り①2022年4月→7月

2022年4月 ヘモグロビンA1c12.3→7月ヘモグロビンA1c7.1


2022年4月。
この時の内科の診察で、初老の担当医師から検査結果を見せ、こう告げた。

「…最後だよ」

分かっていた。
その3ヶ月前がヘモグロビンA1cが11.3でそこからさらに悪化。ヘモグロビンA1cが12.3になった。
ヘモグロビンA1cは通常基準値4.6〜6.2、
8ぐらいで危険水域、
医師によってはヘモグロビンa1cが10ぐらいでインシュリン治療の導入でもおかしくない。
が、この時の担当医師は12.3でもインシュリン導入をしなかった。
つまり、先ほどの「…最後だよ」には、

(次、同じか悪化したらインシュリンだよ)

という意味も含まれていたと思われる。


それと、尿に蛋白も出ていたため、腎臓病疑いの診断もあった。思えばこの当時、たまに鼠径部の痛みや陰部の横、おそらく腎臓に軽い痛みが少しあったりしたので、腎臓病であった可能性が極めて高かった。

となると、インシュリン治療を通り越していきなり人工透析とかになりえた可能性もこの時はあった。

それと、病院近くの調剤薬局で薬をもらう際にその時の結果を薬剤師に見せたら「私だったら入院させます!」など軽く説教を喰らった。

今考えてもヘモグロビンA1c12.3で何もしなかったのはこの時の担当医師ならではの判断だったのかな。


とにかく最悪の結果に若干「どうにでもなれ」という気持ちもあったが、インシュリン導入となるとかなり面倒になる。ただでさえ朝晩の服用でさえ面倒に感じるぐらいだから、それが朝晩のインシュリンとなるとさらに面倒になる。インシュリンってただペン型の注射器(?)でやるだけではなく、その前に指にちょっと傷つけて血糖値を測定しなければならない。これが面倒である。
7年前の退院直後3週間経験したが、たまらなく面倒だった。特に血糖値測定が。なので、この3週間で物凄く頑張って食事制限とウォーキングをした結果、良い数値を出し、この時は無事インシュリン免除になった。

ボクはこの時のことをしっかり覚えていた。

加えて、この時の内科受診の2日後にFacebookの映画のコミュニティで知り合った方が61歳で亡くなった。死因は腎不全で、これより3ヶ月前から入院&人工透析をしていて、ご家族の励ましの元頑張っていたが、急変して亡くなられてしまった。

これに加えて、Xでのとある映画関連の著名者がこの年の初めから人工透析を始めていたようで、その日々の様子をXで呟いているが中々の地獄っぷり。しかも、何年か前に糖尿病&交通事故で片足を切断している。

さすがにこうなるのは嫌だ。

しかしながら、幸いにもボクはまだ自分の両足で立てるし、歩ける。歩くのは苦ではない。

ならば、ということで4月半ばから食事制限とウォーキングを物凄い量で始めた。

特にウォーキングに関しては限度が分からなかったので、一度に4時間以上歩くのもざらで、よく足の裏の皮がベリベリ剥けていた。そうなっても自宅から駅までや駅から職場までの2、3キロは歩いたし、なによりも仕事内で歩く時間が多かったので足裏の状態が最悪でも1日に1万歩以上〜1万5千歩は歩いていた。

すると、3ヶ月で、

・血糖値やヘモグロビンa1cを中心とした数値改善

・体重マイナス10キロ 77→67

・電車内で立ってても平気&クラブイベントで4時間踊っててももつ体力が出来た

・服のサイズダウン

・単純に見映えが良くなった

・トイレに行く回数が激減

など、あらゆるプラス効果をもたらした。


つまり、この時の3ヶ月はやり過ぎた部分はあるが、健全化は大大大成功で、以降の健康生活の礎となっている。

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