見出し画像

うちぬきBa. 〜広島大分西条高松への旅路〜

9月22日 曇天のち雨

昨日に続き、下り坂の空模様。
SCBDリハ、今後のライブのセトリをさらう&11月からのツアー案をたたく。

都内への道中には、フリクション、ルースターズ、ポップグループ。
今日はちょっぴりPUNKかつNEW WAVEな気分。
ポップグループ2ndの熱、異様な熱さ。
テクニカルでありながら直情的なベースに痺れる。

The Pop Group / For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder ?

一昨日は今週末「AKABIRA CAMP BREAK」に向け
Keishi Tanaka君のリハ。東京の西の方へ。

昨年もご一緒しているので、勝手知ったる、とはいえ
新曲も増えていて、ふむふむ
ともに音を鳴らして感覚を擦り合わせる。
ケイシ君の曲はベースラインが洗練されているので(Keity味)
弾いていて気持ちが良い(見習いたい)

去年は台風の影響もあり本降りの雨だった北海道赤平。
今年はいかに?(予報では晴れっぽい)

先週末はロングドライブで大分&高松へ。
宿泊行程としては広島→大分→西条→西明石と、刻みが細かい。

9/16の宿泊先=愛媛県は西条で書いていた文章へとここから移行。行こう。

This is 広島風。

■■■■

9月16日

晴れ、まだまだ真夏日続く、湿度高い。

大分からフェリーで愛媛に入り、
明日高松への移動行程&時間配分等を鑑みたちょうどいい塩梅の
西条という街にて一泊。

フェリー着後のスタート地点はこちら。東方の西条を目指す。

西日本一の標高を誇る石鎚山をのぞむ街、
地面に管を差し込めばどこからでも水が湧き出るということから
「うちぬき水」と呼ばれているらしい、”水の都”=伊予西条
夕方、ひとり街を歩いてみる。

水が湧き出まくっているご様子。

人通りは少ないが
図書館や文化ホールなどの公共施設はどこもキレイに整備されていて
どことなく文化の高さをひしひしと感じる。

魚もウヨウヨ、しかし釣りは禁止です。

街の憩いの場っぽい水路の脇が遊歩道になっていて
「いいですね」とビール片手に気持ちよく歩いていたら
ぬるり、と地を這う一本の縄のような、否々、こいつは蛇だ
久々に見たな、青大将かしらん。スルスルと足早に(足はないのだが)
生垣の中へと姿を消したものの、背中に冷や水を浴びた気分で
若干自身警戒モードに突入。
なるべく整備されている方の道を歩く。

スルスルと姿を消していきました(冷や汗)

徐々に日は落ち、街は闇に包まれ出す。
街灯は少なく、通り過ぎる車のライトに
かろうじて映し出される頼りなき我がシルエット。

遠くに石鎚山をのぞむ夕暮れ。

道すがら出会ったいい雰囲気の居酒屋さんにあわよくば飛び込もうかと思いつつ
どの店も中の様子が見えず、戸を開く勇気が全く出ない。この臆病者。

一見さんお断り、と猫に言われている感。入店する勇気なし。

結局2時間近く歩き回った挙句、
一昨日昨日とちょっぴり景気良く飲み食いしちゃったもんだから
今日はLet’s 制御、安心安定のコンビニ飯に着地する。これでいいのだ。

昨日はSIX LOUNGEとの大分CLUB SPOT。

対バンは2021年9月の岡山以来。ちょうど2年ぶり。

MR.SICKBOY 大分まで呼び出し、嬉しいね。

さらにパワーアップしていて=ロックンロールの熱量天井知らず
熱々のフロア、This is ライブハウス。結果、汗だく。

ここ一二年でSIX LOUNGEと楽曲プロデュース的な関わりもしているらしい
マツキ氏とのセッションなんかもあったりして、
そんな繋がりにちょっぴり感動したりもした流れで
久々に打ち上げをご一緒に。

美味しく食べてよね、と切願するかのような眼。

大分の海の幸、山の幸に舌鼓(たまにはね)、そして
とりあえず何でもかんでもすだちを搾っていただく。美味。

「もう一軒行きましょう!」の誘惑は一度まで許容(←残りたいだけ)
もちろん今後の展望&目論見的な、有意義な話も交えながらも
極力意義のない話題に花を咲かすことを良しとしたい、That’s 打ち上げ。

 w/ SIX LOUNGEイワオリク  この日もniceなプレベsoundでした。

THANKS 大分、またいつでも来たい。

■■■■

と、ここまでが9/16夜の文章。

知らない街へと流れ着いて、
どことなくテンションが上がっているのが伝わってくる。

大分ではリハ前に古本屋を見つけて物色。
何度も通ったことのあるアーケード街の一角、
しかも洋服屋の片隅に(だがかなり本格的な書棚が並んでいた)
カモシカ書房。で。

街の洋服屋さんの一角に古本屋も併設。”岩尾さん”は大分には多い苗字らしい by イワオリク

ザッと急足で一通り書棚に目を通し、
草野心平著『仮想招宴』を¥1,000でGET。

レジのおばさま(店主の奥さんっぽい)が値段を見て
「あら、結構高いのね…」と呟いたので
(おそらくよく売れる本ってのは大体百円均一くらいのものなのだ)
「ちょっとマケていただいてもいいんですけど」と言ってみたら
「きっと貴重な本なのね」と返された。うまい。

旅先で出会うと買ってしまうタイプのくたびれ本。

この本をパラパラとめくってみた中に
「安いものほどうまい」
という話があって、すっかり共感してしまった。
ケチでいけません、でも高い金払って酔っても満足感はそこそこだったりもする。
(時と場合によるか)

そう考えると、お高いミュージシャンになるよりか
安く手頃なミュージシャンでいた方が旨味があるのか?
なんて演奏と金銭とを天秤にかけ始めると何かとさもしさも付きまとうものの
(そこら辺の問題はどうも苦手でいけません)
音楽で酔ったり酔わせたり
芸術的な崇高さよりも、もっと大衆的で身近な感触に重心を置きたくなるのは
いつまで経っても

生ビール¥300
煮込み(豆腐入り)¥500
酎ハイ¥280
イワシ刺し¥350
酎ハイおかわり¥280
小アジのフライ¥250
→お会計¥2,150(税込)
(ある日の独酌例)

そんな小一時間の独酌で満足してる
自身の幸福度バロメーターに依るところが大きいのか。

とはいえ、自身の価値を高める努力を惜しんではいけませんよね。
カチカチカチっと。

どんな時の自分に管を通されても創造力に富んだ水が溢れ出すような
そんな”うちぬきベーシスト”でありたい、
なんて、ちょっと西条にこじつけてみたりして、終。

至福の時ってこういうこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?