コロナ危機の副産物か!?人が消えたビーチで海がライトアップされる奇跡的な現象 メキシコ アカプルコ
今月20日メキシコのアカプルコ、プエルトマルクェスビーチにて海中プランクトンが波打ち際を青くライトアップする稀な現象が起きたとMAILONLINE が伝えている。
https://www.dailymail.co.uk/news/article-8250207/Acapulco-beach-waves-light-bioluminescent-plankton-time-60-years.html
ビーチから人が消えたが故に起きた奇跡なのか?
この稀な現象はビーチ沖の微生物の生化学反応によるものであるとアカプルコ観光局は伝えており、この現象が写真で撮影されたのは60年間で初めてである。
現在世界各地でビーチの閉鎖が相次いでいたがここアカプルコでも1ヶ月近くビーチに入る事は禁止されていた。そしてこの奇跡的な現象は、ビーチから人が消えたことにより起きたとSNSで急速に話題になっている。
しかし海洋生物学者のエンリケ・アヤラ・ドュバル氏はその生物発光現象は、ルシフェン(タンパク質)と分子酵素、そしてATPアデノシン三リン酸塩による生化学反応の結果として生成される光であり、人間が関与し得る現象ではないとメキシコウェブメディアSabersinfin.comにて語っている。
プランクトンのブルーライトに飛び込んだお調子者が大バッシング
猛威を振るう新型コロナウイルスの蔓延を防ぐため現在メキシコではビーチに入る事が禁止されている。しかしこの奇跡の瞬間に立ち会ったある青年は、感情を抑えきれずこの美しいネオンライトの海にダイブし、案の定SNS上で非難の嵐が巻き起こった。国籍を問わず、奇跡的な光景を目の前にすると、アホになってしまう性質が人間には備わっているのかもしれない。
世界各地の都市封鎖による地球環境の変化
メキシコアカプルコでの海で見られた自然発光は、人間がビーチから消えた事が理由ではないとされているが、インドではスモッグが消えヒマラヤが見えたなど、世界的なコロナウイルスの蔓延は、止まり得る事の無かった経済活動を一時的に止め、皮肉なことに地球の美しさを際立たせている。いつかコロナ危機が終息したその時は、地球環境に配慮する心がより広がっていることを願う。
ジョー丸山
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