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3分で分かる。Chat GPTって何?

今さら人に聞けないという方向けに、『ChatGPT』について、超簡単に解説します。

ChatGPTって何?


要するに、まるで人間と話しているかのような、自然な会話(文章生成)ができるチャットAIです。

Open AIというアメリカの会社が、2022年11月30日に公開しました。その性能の高さから、公開から1週間で100万ユーザ、2か月で1億ユーザに到達しました。

これまでのカタコトのAIのチャットとは全く異なり、高度な意味理解と自然な会話(チャット)が可能になっているのが、すごい点です。

「何か知りたいな」と思ったとき、

今までは、Google先生やWikipedia先生に聞いていました。要するに、Googleで検索して、出てきたウェブサイト(Wikipediaなど)にアクセスして、知りたい情報を得ていました。

これからは、端的に、ChatGPT先生に聞けば良いのです。

 ①一般的な情報の調査
 ②専門的な情報の調査
 ③相談、メールの作成

これらは、全てChatGPTができてしまいます。

Googleを駆使しても、②専門的な情報の調査は難しかったですし、③相談やメールの作成なんてできませんでしたよね。

この点がChatGPTの物凄いところです!
(実は、プログラミングなどもっと凄いこともたくさんできます。)


こんな感じです。


まずは、一般的な情報の調査。

Q) カレーの作り方について教えてください。

次に専門的な情報の調査です。
法律関係の話題にしてみます。

Q) 罪刑法定主義について教えてください。

最後に、相談です。

Q) 京都で1日観光するなら、どこがオススメですか?

続いて、返信メールの作成です。
下記のように情報を入れてみます。

Q) 受信メール: あなたから、1000万円の貸付をしていただなことは可能でしょうか?
入力: *ありがとう*いいえ *金額は500万円 まで。*利息は年5% *返還期限は令和5年12月31日


このような滑らかな言語処理を可能にしているのが、GPT-3という技術です。


GPTって何?

ざっくりいうと、高精度言語AIです。

G、P、Tの意味は、下記のとおりです。

 Generative   :生成する
 Pre-trained  :事前学習済みの
 Transformer:変換器

自然言語処理のさまざまなタスクで驚くような性能を発揮しています。

Open AIが2020年に、GPT-3をリリースして、研究者の間では、2020年の夏には相当話題になっていたようです。


それが、ChatGPTという形で、2022年11月にリリースされて、一般ユーザーにも使えるようになったという流れですね。

おわりに

以上、超簡単にChatGPTについて解説しました。
このインパクトなどは、別の記事で解説します。

(下記のページにある、東大の松尾教授の資料が分かりやすいので、興味を持たれたら、そちらもご参照ください。)



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