いのちをいただく、発酵食品
シンプルであり続けること。
そうすれば、「なにが大切で、なにが不必要か」が分かる。
まずはいらないものを捨てること。
家のなかも、頭のなかも、心も、そして身体のなかも・・・。
朝、おトイレでスッキリできること。
一日のはじめに、まずは昨日までのいらないものを捨てる。
スピリチュアルな面でも、いらないエネルギーがでていくことは、 とても大切なことです。
私も、そんなふうに毎日をスタートさせたい・・・ じゃあ、どうすればいいの?
前回まで、そのあたりのことをお話してきました。
わたしの次男は、病気をうたがわれるほど厄介な便秘症でした。 それが、甘酒と出あって劇的に変わりました。 今では、飲んだら数時間後に「オッス!」って感じです(笑)。
それじゃあ、 ”甘酒のナニがそんなに腸に良かったわけ?” って思いますよね。なので、今日はその辺についてお話しますね。
甘酒・・・。炊いて粥状になったお米に、コウジ菌をくわえて熟成(発酵)させたもの。
「酒」という字がついていますが、アルコールは0%です。
甘酒のなかの、ほんのり甘くて白いツブツブ。あれはお米なんですね。
出来ていくプロセスを簡単に説明すると、
① お米のデンプンをコウジ菌が食べる(分解する) ② コウジ菌が(コウジ菌にとっては不要な)オリゴ糖を排出する ③ 分解された残りのデンプンが、食物繊維になる という流れ。
そうです、お米がオリゴ糖と食物繊維 に変身した飲みものが、甘酒なんですよ。
オリゴ糖は 、わたしたちの腸内にいる善玉菌の栄養になります。 栄養をとって ”元気100倍!” になった善玉菌くんは、 仲間をふやしながら わたしたちの腸をしげきします。 それで、いらないものを体外に排出させてくれるわけです。
食物繊維もおなじように、腸の蠕動(ぜんどう)運動や、善玉菌をふやすお手伝いをしてくれます。
わたしたちは、甘酒をのんだだけ。 でも、わたしたちの身体の中では「菌」という、 また別の生命が、その命のサイクルを繰り広げるわけですよ。
発酵食品を食べるということは、命をいただくってことなんだな〜。 って、もし感じてもらえたなら、ウレシイです!
さて、今回は以上です。読んでいただき、本当にありがとうございました!
あなたの今日が、どうぞ素敵な1日になりますように。
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