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都内一等地に住む魚たちを撮りにいく。
水族館の魚たちを撮ろう!
私もともと水族館大好きなんですけど、カメラ持って行ったことなかったので、満を持して?行ってみました。スマホじゃないカメラで撮るの初めて!ウキウキしちゃったよ。
さて、土日アマチュアフォトグラファーといえど、撮りっぱなしにするのはよくありませんよね!ここでは、水族館に行く前の装備と設定を備忘録としておいておきます。
さて、まずは装備。
せっかく水族館にいくんだから、接写ができるマクロレンズ用意しましょう!
私はNikon Z使いなんですけど、NikonZマウントでは、50mmと105mmと用意があるんですよね。今回は50mmを用意。50mm選んだのは使いやすいからですけど、小さい魚とか目当てなら105mmとかもいいですよね。
そういえばNikonって、マイクロレンズっていわないんだよね。
Nikon曰く、マクロレンズは、
「原寸大以上の倍率が得られる顕微鏡のような拡大光学系のレンズ」
なんだから、お前はマイクロレンズだよ、ってことらしいんだけどこまけぇなぁ、Nikonとかいて職人と読まざるを得ない。
設定は?
まず、被写体がなんなの?とかどういう写真にする?ていう話もあるんですが、やっぱり小さい魚を幻想的にとりたいよねっていうのがあるので、その前提で以下まとめてみました。
基本設定
F値=基本的に開放だと奥行きのない水槽でも背景が雰囲気出る
シャッタースピード=1/250 が目安 ~1/1000とかでしょうか
※ただし、最近水槽にやたらとプロジェクションマッピングや照明合わせたりするんで、引きで撮るならフリッカー現象には気を付けましょう。ISO=6400を目安 1600~12800の間ぐらい
ピクチャーコントロール=基本は風景、ビビットでも面白いかも
ホワイトバランス=オートでいいんじゃない?オートゼロ。
アクティブDライティングは弱めに設定
→そこまで明暗きつくないと思うので、あとはお好み
フォーカスをどこに合わせるか
フォーカスといえばAF-CかAF-Sあたりで撮りますが、私はAF-Cでとることが多いかも。ちなみに親指AF設定です。
でも魚はミラーレスの利点を利用して、タッチパネルを活用しています。魚の目の上の方にフォーカス合わせるときれい。
熱帯魚とか小さめの魚とるとき
目当ての水槽を前にしたら、まず構図を決めます。最初に魚の居場所を探したくなるんだけど、それは我慢。熱帯魚とかは見映えするように水槽内のモニュメントが配置されてるから、その中で、特に明るくライティングされてるところがおすすめ。そして水槽面に対して垂直にカメラを構えられるようなポイントを陣取る。水槽のアクリル面は分厚くて、斜めからのぞき込むとかなりゆがみが出てしまうから。それからお目当ての魚がそのスポットに回遊してくるかをチェック、しばし観察。必要な設定変更はこの間にしましょう。
あと、水槽の奥行きがない場合は開放で撮って背景ぼやかして奥行き感を出します。
そういえば、Zのマイクロレンズの場合、近接撮影するときレンズが伸びるので少し暗めになるらしいです。そうすると自分が設定しているF値ではない実際のF値(=有効F値)で表示されます。要は絞り開放といってもいつもの開放にはならないよということ。まぁアマの私はあまり気にするまでもないのかもしれません。個人的には、にょきっとレンズが出たときに、水槽面にぶつかる方が問題です。水槽面の映り込みを減らしたいので、かなり接近してとるんですけど、レンズも高いが水槽はもっと高いですからね、傷つけないようにしましょう。
幻想的なクラゲをとる
正直クラゲはなんかいっぱい浮遊してる水槽なら、適当にとっても雰囲気でるのでどう撮ってもいいのかもしれないんですけど、水クラゲとかはスジみたいなのとか、かさのフチにフォーカス合わせるとはっきり写せて楽しいです。いっぱいいるので勝手に手前のクラゲさんで前ボケができる。
クラゲに光が十分当たってるときが一番きれいなので、そのタイミングを狙ったり、逆光になっているタイミングを狙ったりします。
でも最近は、結構光で演出されたクラゲが多いので、フリッカーとかのっぺり現象には注意。
あとは実践のみ。
正直なところ、今の水族館は魚の見せ方を随分工夫していて、明るさや展示の仕方はもちろん、そもそも取り扱っている魚の種類も違うので、実際に行ってみてどういう設定がいいのかは確認しないとわからないかもしれません。でも、都内にある水槽で、割と暗めなら上記の設定でいけるんではないかなと。マイクロレンズだけが正解ではないですし、もうすこし大きい魚や小動物を撮りたいという方は、まったく上記の取り方とは違うと思います。(室内じゃない展示である場合は、設定も変わりますしね)
次は、イルカショーなどに力を入れて撮ってみたいと思いますよ~!
自分好みの写真が撮れると嬉しいな♪
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