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【仕事】最近はパワポよりWordが好み

最近、何か企画するときはテキストベースでWordだったりします。

何かとすぐにパワポにしてしまう

何か提案するときや企画すると、個人にしても会社にしてもどのような形式で内容を書き込んでいくかはそれぞれスタイルがあります。

私の会社は何かにおいてプレゼンテーション形式(つまりMicrosoft PowerPointいわゆる”パワポ”やKeynoteなど)に書いて打ち合わせに持ち込むのが多いです。みんな長年パワポを使っているのもあり、見る気が削がれるような資料というのは最近はなく、それなりにみんな綺麗に整理し一定のクオリティに仕上げられている感じがします。

私も事業企画や商品企画を通ってきた人間なので、それなりなものをプレゼンテーションツールで書き込んで提案することは苦手ではないですし、数もこなしてきてはいます。ただ、どうしてもレイアウトに凝ってしまったり、図解を頑張ってしまうことは多いです。

以前マネジャーだった人も、インテントや全体の統一性に相当の拘りがあり、ドラフトの段階でも気にしては直して、パワポ作りに時間をかけていました。この人の場合、役員と話すことも多く、コンサル並に綺麗にしてないと信用されないという価値観があったようです。(私個人としてはどうでもよかったですけど・笑)

「言語化」して伝えたいならテキストベース

日本人はよくハイコンテクストで、そこまで言葉に厳密にしなくても伝えたいことが伝わる文化だと言われています。(本当に伝わっているかはおいといて)

そして最近はリモートワークが多くなり、メール以上にMicrosoft TeamsやSlackなどのビジネスチャットを活用するようになると、言葉で伝えること、つまり言語化して伝える頻度も重要性も高まってきています。

加えて私の場合、最近だと開発以外の仕事や組織運営で使えるアジャイルにも取り組んでいるのですが、その中でもタスクの見える化やふりかえりなど、言語化することの重要性を感じていますし、普段から言語化する機会も多く、トレーニングされてきてはいます。

また、これは今の部署のマネジメントスタイルでもあるのですが、他の部署に依頼をする場合、私が直接お願いはできないため職制を通して行うのですが、その場合に長々とプレゼンテーションを作るよりも、Microsoft Wordで1〜2ページで書いてマネジャーに渡して相手に依頼をする方が、私のマネジャーも理解しやすいし、相手もその1〜2ページを読めば背景や目的も分かるので、最近何か資料をつくるときもWordを開いて作り出すことが増えてきました。

紙の時代でいえば「A4サイズの紙に1〜2ページで書いて持ってこい」的な感じですね。言葉として言語化する方がプレゼン資料の色や図表に騙されることもないですし、逆に騙すことも難しいので、Wordで文字だけで依頼や提案する方がちゃんと伝わるし、本当にやりたいという誠意も示せる気がしています。

noteで毎日書いているからかも?

このnoteの記事を書きながら気づいたのですが、最近テキストベースで書いた方が資料を作りやすいと感じているのは、このnoteで毎日書いているからかも?とちょっと思いました。

毎日最低1000文字以上をnoteに書いて発信しています。仕事も家事もあるので全てを終えた夜中に書いているのですが、正直言うと勢いで書いているのもあり、文章の中身を精査できていませんが、それなりに読み物にはなっていると思います。

つまり、これだけnoteで毎日書いていると、リアルタイムで言語化して書き出すというトレーニングになっているのではないかと私は感じているのです。

これからもリモートワークは続くでしょうし、関わる人間も多様化し、組織や国をも越えて、様々な価値観を持つ人とコミュニケーションしていくときに、言語化能力はとても大事になってきます。私の中のコミュニケーションに関する価値観の変化が、今回noteに書いているような「パワポよりWordが書きやすくて好み」というところに繋がっているのかもしれません。

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