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【アジャイル】「うまくいっていない」と日々思う

うまくいってたとしても、うまくいってないと思い続ける。

疑うつもりはないのだが…

こんな記事を見ました。

異常なしが続くことの「異常」というのは私も感じます。これはアジャイルに限らず仕事においてはその通りで、すんなり行っているときに落とし穴はあります。なので疑うつもりはないのですが、チーム内に限らず、一緒にやっている人たち言動や観察から気をつけるようしなければと常々思ってはいるのですが…

この感覚って、上位のマネジャーも比較的ちゃんと持っている印象で、基本疑い深いんですよね。「大丈夫、信用してください」に何度も騙されているからかと(笑)。

スクラムをチームのものにする

確かにデイリースクラムで毎日話しているから大丈夫というわけでもないんですよね。デイリーで話しているのにスプリントレビューで話をすると、間に合いませんでした、やるの忘れていましたと言われると「ああ…」とうなだれてしまいます。

心理的安全性を下げているつもりはないのですが、組織スクラムをやりたくて急立ち上げしてしまったのもあり、自分以外がファシリテーターになることは稀で、結局課題は自分から挙げていたりと、スプリントイベントが「チームのもの」になっていなかったのかもしれません…

私のチームは組織アジャイルを率先実践していないといけない役割ですし、私自身はやりたいわけでやってるのですが、もしかするとチームとしては「やらなければならない」という義務は持ってても、芯から「やりたい」と思ってない可能性もあるかもしれません。ここは改めてちゃんと醸成していかないと、と感じました。

ツールやプラクティスは分かりやすいが…

ツールやプラクティスもまず始めてみて、やってみてその習慣によってアジャイルが理解できてくるという場合もありますが、意識してアジャイルを理解しよう、ツールやプラクティスは結局は手段だよということが頭に残ってないと、ただやるだけになってしまいます。

アジャイルをやりたい人で分かりやすさを求め過ぎると、ツールやプラクティスばかりに注目しがちでアジャイルの原則や価値観が置いてけぼりになります。ただやっただけで意思の込められてない活動ではチームとしてちゃんと学べませんし、習慣化してカイゼンしていくことも辛くなってきます。

やはり何のためのツールやプラクティスなのか、そこに込められている真意を理解して使わないといけないですね。そしてそのツールやプラクティスで続けて良いのか、他によいものはないかという「カイゼン」の意識も持つことが大事ですね。

そういえば「下手くそであり続ける」つまり、うまくいってない状態をつくるということを市谷さんも仰っていたましたね。意識的に常に課題を持ち続けることが前に進み成長し続けるチームを作れるのだと思いました。



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