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【仕事・アジャイル】すぐやる?それとも待つ?

適応させるならすぐやるべきだが?

早く学び適応するなら、すぐやる

アジャイルではできるだけ早く分からないことを分かるようにしていくこと、カイゼンすべきことがあれば早くやることで不確実で正解のない課題の解に早く近づいていくことができます。

とはいえ何でもできるわけではないので、カイゼンするためのアクションなど様々なアクションが出てきた中で自分たちの持っているリソースやケイパビリティを見ながら、優先度を付けて取り組んでいきます。

あえて待つ事もある?

重要でリソースも充てられる、ケイパビリティもあるならすぐに始めればよいのですが、会社で仕事をしているとたまに言われるのが「では、来月からにしよう」「今期はとりあえずこのままで、来期やろう」とあえて今すぐやらないパターンもあります。

いや、すぐやればいいのでは?とも思うのですが、上位のマネジメントの判断で区切りや節目を迎えてその次の期間(半期や四半期、月単位など)からやろうと判断されることもあります。会社の文化として、伝統的なツリー構造の組織では、「いますぐやる」ことがどうしても止められてしまう場合があります。

例えば、今やると混乱するかもしれないから次の期になってからという判断。どうしても月や四半期、半期という単位で動いている組織もある中、急に新しい事をぶち込むと混乱を生む場合があります。相手の持っている計画を乱す可能性もあり、相手の印象もあまりよくありません。

自分の身内の中だけならまだしも自分の外と関わる場合に、同じようなすぐやる価値観でなければ、リスクを感じてなかなか腰を上げてくれないでしょう。

早く検査して適応する文化となりたい

会社を変えようと思う場合、トップダウンでは無い場合には地道なボトムアップの活動になってきます。まずやれるところから小さくやって成功事例を積み重ねるというアプローチになりがちですし、そうするしかない企業さんも多いでしょう。

小さくやるのは良いのですが、どうしても他の組織との時間のサイズや区切りの持ち方(タイムボックス)が違ってくるとすぐには始められなかったりタイミングを逸する場合もあります。トップダウンなら多少嫌々だったり疑念があっても始められますから(笑)。

基本的にはすぐやる行動で良いとは思いますが、相手(上位職や横にいる関連組織)に押しつけのようにやるとより一層相手の印象も悪くなってしまいます。そうすると協力関係も築けなくなります。

相手のタイムボックスを考慮することは大事ですが、節目にならないとできないと言われてもできるだけ早く検査して適応しないと問題も大きくなってしまうかもしれません。それがなかなか受けいれられないのだとすれば、まだまだアジャイルであることの理解を進めていく必要があります。


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