【アジャイル】むきなおりをしてみたよ
仕事でも第一四半期も終わったので、早速むきなおりをしてみました。
対面でやることにした
組織アジャイルを取り入れていてスプリントの最後のふりかえりはリモートで実施していましたが、むきなおりはこれからの方向性や目標を捉え直す場なので、認識に差異も生まれやすいと感じ、対面にしました。
チームとしては6人なので予定は比較的合わせやすいのですが、むきなおりの場は1ヶ月弱前から対面と決めていて予定を予め組んでおきました。大きな体制変更があることは予想してませんでしたが、良いタイミングだったと思います。
むきなおりの会としては2時間を用意しました。個人的には2時間では足りない感じはしたのですが、その時間の中で無理矢理新しい方向性や目標を決めるのではなく、できるだけディスカッションして互いの認識を把握することに重点を置きました。
これまでの方針とこれからの方針を確認する
2時間の限られた中でのアジェンダは以下のような流れです。
2023年度当初の方針と目標値の確認
7月の新体制で打ち出された新しい戦略と方針の確認
インプットを元にしたディスカッション
むきなおりワーク
2023年度当初に点数を付ける
その理由を示す
そこからさらにディスカッション
本来なら最後にむきなおった結果からの再定義された方向性と目標を決めるのですが、時間もないのと近々上層の人と新しい戦略と方針を交えた対話の場があるので、ここでは決め切らずに、ディスカッションするための種を作ることを目的としました。
やってみてどうだったか?
対面でのむきなおりという場をコーディネートしたことにより、新しい戦略と方針で不安になっていたこと、これからどういう立ち位置にしていくかということなど全員が本音で話せたと思います。
むきなおりで点数を付けたこと、その理由を述べることでそれぞれの感じることの違いも分かりました。とはいえ細かなことは違えど、大枠の考えていることはそこまでズレておらず、全員今までのままではいけないなという認識を持ちました。
一応私はマネジメントの役割なので自分で決めて引っ張っていくのでもいいのかもしれません。しかしアジャイルな組織はオープンにして対話して、みんなで共通認識を持ちながら進めていくものと思っています。(もちろん最後の最後にプロダクトオーナーのごとく優先度込みで決めるのはマネジャーの仕事です)
元々目指していた方向が変わってしまうという不安がある中、それを吐き出すこともできたし、みんなで更に一枚岩で一緒にやっていこうというチームの強化にもなりました。むきなおりは方向性と目標の捉え直しだけではなく、チーミングとしての効果も高いと感じます。
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