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【仕事・アジャイル】デイリースクラム(朝会)は手軽で一番効果的かも

なんだかんだで毎日顔を合わせておく。

非開発系のスクラムをやってます

非開発系でスクラムな仕事の仕方を実践していることはこれまでも書いてきました。2週間のタイムボックス(スプリント期間)で最初に業務タスクのプランニングをして、デイリースクラムで毎朝クイックに確認、2週間経ったらプランニングしたタスクの結果を確認(レビュー)して、最後にはふりかえり(レトロ)をやって改善アクションをみんなで出す、という流れです。

軽量版フレームワークというだけあって、2週間の流れは単純にこれだけなのですが、プランニングの準備にもそれなりのパワーはかかるし、対話が大事なので各イベントで話をする時間もそれなりに多くなります。それに加えて業務タスクを遂行するための打ち合わせもあるし、アウトプット/成果物を作成する時間も必要にはなります。

何処かでまた書こうと思いますが、2週間が1回まわってふりかえりもしたのですが、忙しかったなりにもこのスクラムな業務運用はメンバーも続けたいとのことだったので、まずはチャレンジしてみてよかったなと思います。まだまだ改善点はでてくるかもしれませんが。

デイリースクラムが結構良さそう

スクラムのフレームワークで今のところ一番導入して良かったと感じているのは「デイリースクラム(朝会)」です。朝会とついてますが別に朝にやる必要はなく、毎日メンバーが10〜15分の短い時間で、「昨日やったこと」「今日やること」「シェアしておくべき問題点」を話す場を持つというプラクティスです。

現在パンデミックも明けてはいますが、全員フルリモートワークが可能であるため、デイリースクラムもリモートで行います。普段の打ち合わせだともう知っている仲なので音声だけでやりますが、デイリースクラムは可能な限り顔出しします。

この毎日顔を合わせるというのは強力なプラクティスだなと感じます。軽く雑談から入るのでコミュニケーションの場になりますし、元気かどうかもみんなで確認できます。前日休んでたりすると「具合どうですか?」と声かけもできます。

そしてフルリモートワークなのでリモートの打ち合わせ以外でも、会社に導入しているグループウェアでチャットでもやり取りはしますが、DM(ダイレクトメッセージ)もあればコミュニティチャネルへの投稿もあったりするとメンションを打っても気づかない事も多いです。それをチラッとデイリースクラムの場でリマインドもできて、連絡ミスや業務のお願いなどの抜け漏れも少なくなります。

フラットな関係だからこそ効果的

朝会とかいうと、これまでの日本企業がやってきている伝統的な「朝礼」に近いイメージがありますが、チームで働き、チームで成果を最大化するためのコミュニケーション手段としては毎朝(毎日)顔を合わせて話す場があるということは効果的なものなのだなと感じました。

ただ、デイリースクラムは、ネット上でよく話題になるような強烈なリーダーの元で気合いを入れるような朝礼や上意下達の命令的な朝礼とは、チームの中に流れる根本的な関係性が異なってきます。

そこはマネジャーだとかメンバーだとかの立場は関係なく、フラットに話せる場、言いたい事が言える場だからこそデイリースクラムの意味が出てきます。毎日出るのが嫌だな、顔会わせたくないなと思われるようなデイリースクラムは逆効果になるので、まずはその関係作りが大事かなと思います。

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