見出し画像

【仕事・キャリア】実践・支援・仕組みづくり

新規事業に携わる人の、役割とキャリア形成はこの3つがある。

自分のキャリアにお悩み中…

以前のnoteでも、器用貧乏にならないために色々やってきたら、結局器用貧乏の底上げになってしまったというのを書きました。

このときに自分のマネジャーと1on1でキャリアの話をして、自分がこのまま今の会社にいるなら、もしくは他に転職するならという観点で自分の向かっていく方向性についてディスカッションして、ある程度見えてきたところがありました。

実はこの1on1の話のときに、もう一つマネジャーと話をしたときに、新規事業系との役割としては3つあって、それをバランス良くやっていければよいのでは?という話をしました。

新規事業を進めるうえでの3つの役割とは

その3つとは、

  • 実際にプロジェクトに入って新規事業を立ちあげる人(実践)

  • 新規事業を進める人を助ける、アクセラレータとなる人(支援)

  • 新規事業創出活動を活性化し、効率的かつ成功率を上げる仕組みを創る人(仕組みづくり)

とのことでした。

そしてこれら3つはそれぞれ行き来してバランス良く自分のものにしていくのが大事とのことでした。

もちろん生涯アントレプレナーやイントレプレナーで行くというなら実践のスペシャリストになるのもよいでしょう。しかし実践に取り組んだことがない人が、支援や仕組みづくりをするのはなかなか難しいと思います。

確かに私は商品企画から新規事業企画に関わり、いくつか失敗はしつつも1つは事業化しました。その後も実践していましたが、最近は事業伴走支援と仕組みづくりがメインの仕事になっています。

やはり一度実践で成功でも失敗でもいいので自ら新規事業を立ちあげていくというステップを踏んでいるからこそ、どこに問題点があるのか、改善点があるのかが見いだせると思います。

まったく実践に取り組んでおらず、自らの経験からの学びも持たないまま、他の人の伴走支援やら仕組みだプロセスだ、と言ってる人もいますが、仕事として与えられてしまっただけでその人はそれはそれで辛い役回りなんだろうなとは思います。

本当はそういう人もちょっとはみ出してみて、実際自分でいけるところまでやってみるのがオススメです。(普段忙しいのは重々承知の上で…)
実践現場を知らずして、支援や仕組みづくりをしてしまうと、実践現場の人と同じ目線で話ができず、共感をもらえにくいので結果的に支援メニューを用意しても使ってもらわなかったり、仕組みが形骸化します。

3つを経験している強み

そういう意味だと自分のこれまでの仕事を振り返ると、運が良いのか、巡り合わせか、この3つをそれなりに経験してきているなと思いました。

今は仕組みづくりがメインですが、その仕組みが血の通った実践で使える仕組みにするため、実践している人への伴走支援もしています。これはもちろん実践があったからこそ支援できるのであり、支援ができるからこそ、仕組みづくりにも支援の実施結果が活かされてくるのです。

仕組みやプロセスなんかは、何もないところから生み出しても血が通わず、誰も使ってくれなくなりますからね。実践での失敗や実績があって、そこからの学びを使いやすくまとめて、体系化したものが仕組みやプロセスなわけですから。

この3つが経験できている人はそこまで多く無さそうな感じもします。
そうであれば、この3つができることを自分の強みにしていきたいと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?