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【仕事】「前にも言ったけど」を止めたい

つい言ってしまう、「前にも言ったけど」。イラッとしますよね。

お互いイラッとする「前にも言ったけど」

相手に対して自分が言いがちなのに、相手から言われるとイラッとする言葉として私の中でランキング1位は「前にも言ったけど」です(笑)。

この言葉は家族の中でもよく言ってしまうのですが、家族とはいえ得意不得意、興味のありなしがありますよね。

例えば、妻は洗濯物のたたみ方にルールがありますが、私はたたんで収納ケースに入れられればあまり拘りはありません。そのため、妻からはたたみ方でいつも注意を受けます。自分に拘りがないためそのたたみ方はいつも憶えてないのですが、毎度どうたためば良いか聞くと「前にも言ったけどさ」とチクッと言われるわけです。

こういう場合、「いや間違えると嫌だから、確認のために聞いてるんだけど」と私も反論してしまうので、その瞬間ギスギスとした空気が流れます(笑)。

また、家の中でのIT担当な私は、パソコンやデジカメなどの使い方を妻に教えることがあります。(まだスマホのカメラが優秀ではない時代の話ですが)妻がコンデジ使うときも、毎度毎度同じ設定について聞かれます。このとき私もまず説明の枕詞に「いや、前にも言ったけどさ」と付けてしまいます。

仕事の場面でも使いがち

家庭内でもイラッとする「前にも言ったけど」ですが、職場でも使いがちになります。これは自分に限らず、他の人もそんな感じです。

仕事の場面でも互いに得意不得意もありますし、習慣化されているかされていないか、にもよります。特に会社の社内インフラのシステムがそこまで洗練されているわけではないので、毎度使い方に悩んだり、マニュアル探してやったりするのですが、時間がないときには普段よく使っている人に聞いた方が間違いもないですし、早いですよね。

優しい後輩なら何度聞いても何も言われないのでしょうけど、定型業務的に月に何度もやっている人からすれば、「いや、前にも言ったでしょ」「マニュアル読んで」と言いたく気持ちはわからなくもないです。個人的には得意な人が教えてくれる方が全体的には効率的だよなと思ってしまいますが。

それに何か説明するときに、既に前提であったり背景について、マネジャーに説明を過去しているにも関わらず、なにかと「前にもご説明しましたけど」という枕詞をつけて説明してしまうことがあります。

これ別に言わなくても良いはずなんですけど、何故か言ってしまうんですよね。
何故言ってしまうのか?改めて考えてみたのですが、おそらく「こいつ、また同じこと言ってるな」と思われたくないから、言い訳として先に言ってしまうんじゃないかと。「私、前に説明したことは忘れてませんよ。一応もう一回説明しますよ」アピールが自分がしたいだけなんじゃないかな、と思ったのです。

不必要なプレッシャーやアピールは無い方が良い

いずれにせよ、どの場面においても「前にも言いましたけど」を差し込むことで何か有効に効いてくる言葉ではないですし、イラッとモヤッとがお互い増えるだけのあまり良い言葉ではないなと思っています。

どれだけ相手に「前にも言ったけど」と言われても、自分に関心がない、習慣化でできてないな、意味を見いだしてなければ、どう言われようが言葉だけでその言われたことが常にできるようになるわけではありません。

自分が相手に言うにしても、自分はわかってますよアピールをしたところで、相手からすれば「だから何?」としか思えないでしょう。

正直ほぼ口癖になっているので、なかなか直らないのですが、「前にも言ったけど」は今後できる限り、言う場面はなくしていきたいと思っています。

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