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【仕事】褒め上手な人は、正しく厳しい
褒められると純粋に嬉しいですし、正しい厳しさもあると一層嬉しく感じます。
ちょっとしたことでも褒めてくれる
自分が会社の中で講師を担当しているワークショップには、外部の方が支援として入ってくれています(仮にAさんとします)。Aさんは普段から私や私の周りの人、実際ワークショップに参加する人に対して、少しでも良い点があると、「いいですね!」「すごいですね!」と褒めてくれます。
Aさんの褒め方は大袈裟なリアクションもせず、Aさん自身もそこまで感情の起伏があるわけでもなくたんたんとされていて、わざとらしさは一切無く、話の流れからさらっと褒めてくれます。
私もかまってちゃんというわけではないですが、自分の発言やアウトプット、成果に対してはリアクションやフィードバックは欲しいですし、もちろん自分なりにうまくやれたときには褒めて欲しいという気持ちはあります。
普段の行動・言動を見てるから信じられる
私が人に褒められて嬉しいと感じるのは、その褒め方以上に思う要素があります。それは、
褒めてくれるその人のことを尊敬できているか?
その人のことを信頼しているか?
その人の仕事っぷりや実力を認めているか?
その人と価値観が似ているか?
という点です。
尊敬、信頼、実力、価値観…
全部揃っていなくても良いとは思いますが、私がだいたい褒めてもらって嬉しいなと思う人は、私の認識では全て揃っている印象です。
そういう意味では先ほどのAさんは私にとっては全て揃っている人です。
よくよく考えると、「尊敬」というのが上位にあって、尊敬できるかどうかの判断を「信頼」「実力」「価値感」で見ている気がします。
信頼してない人は、嘘を言ったり、言葉が表面的だったり、利己的だったりします。その人からの褒め言葉には裏がありそうで、まっすぐは受け止められません。
実力のない人もまた、本心で理解していない・感じていないため、言葉に薄さや浅はかさがあります。これも素直に受け止められません。
価値観の違う人は、褒めるポイントや観点が違ったりするので、え?そこを褒めるの?そこは褒めないの?というズレを感じてしまいます。
正しく厳しくしているからこそ、褒められると嬉しい
実は褒め上手と感じる人は、普段から褒めることを習慣的にやっているのもありますが、実は厳しい面も持ち合わせています。
そしてその厳しい面というのは正しい厳しさであり、人をやり込めたり、落としたりする厳しさではなく、相手の人をより良くしよう、その人が気づいて学んでいこうとする意思をうまく煽れろうという、寄り添った厳しさであったりします。
正しい厳しさに気づけると、先ほど挙げた尊敬、信頼、実力、価値観というものが自分の中にも実ってきます。正しい厳しさを知った上で、その人から褒められると自分はちゃんと成長できている、貢献できていると感じられます。
コーチングでも時には厳しいことを言ったりします。でもそれは相手のためです。
そして決めたアクションがちゃんとできた、成長を感じたときには、相手をちゃんと褒めます。(注:コーチングの場合は褒めるというより、アクノリッジメント(承認)するほうが合ってますね)
私もAさんのような尊敬され、そして正しく厳しい褒め上手になりたいです。
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