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【コーチング】習慣化を仕掛ける

厳しすぎない制約や強制力で、習慣化できるようにしていく。

ゴールがはっきりしていると習慣的に動ける

以前、なかなか継続的に勉強できないと言っていたクライアントのBさんとコーチングを行いました。

アウトプット中心で計画して継続的に勉強してみるというアクションにしていましたが、Bさんの場合、運良く社内での副業でやっているプロジェクトがあり、そのプロジェクトでは要件や納期も決まっていたため、ゴールがはっきりしており、そこに向かって勉強しつつ、実際の開発も行っていました。

しかし、その社内の副業プロジェクトは時限であり、もう少しすると終わってしまうとのこと。終わった後も継続的に勉強に取り組むにはどうすればよいかを悩んでいたようでした。

上手くいったポイントを言語化する

コーチングの中の問いかけとして、Bさんにとって今回うまく言ったポイントを挙げてもらいました。

Bさん自身、明確なゴールと納期という締め切り効果がうまく働いて、勉強については土日も使いつつ、Bさんのイメージしていた継続的な勉強ができたようでした。土日それぞれ2〜3時間程度なら自分の勉強のために使うことについて、家族の理解もあったのも幸いしたそうです。

さらに問いかけとして、上手くいったポイントを再現するためにできることは何かないか?を考えてもらいました。

やはり何かプロジェクト的なもので、目標やゴールがあってそこに向かって勉強も実践(開発)も一緒にできるのが理想だが、ミッションクリティカルなプロジェクトに関わると自分が勉強したいことよりも、まずちゃんと納期通り開発することになると、自分の得意な範囲でやってしまって、自分のやりたい勉強ができないという問題が起きそうだとのこと。

Bさんの気づきとしては、会社のクリティカルなプロジェクトほどではないけど、ある程度ゴールの制約がある中で、誰かと一緒に動く中で勉強しつつ開発もできるという緩めの場が自分には向いているということでした。

ほどよいバランスで習慣化を強制したい

Bさんとしては、何もゴールも無い中で自分を律しながらでは習慣化は厳しいので、習慣化に取り組める手法やサービス、場(コミュニティ)などで緩く習慣化を強いてくれる方法を調べて、試してみたいとのこと。

また、今回たまたま家族のイベントがあまりなく、土日の時間を勉強に使えたのですが、いつまでもその状況とは限らないので、Bさん自身は平日の中で習慣化できるようにできるようにしたいとのことでした。

習慣化する方法は色々ありそうです。自分のやりたい勉強や実践を、普段から忙しく、そして優先すべき仕事と家族の間をぬってやっていくのはなかなか難しいでしょうけど、自分に合ったやり方を探して仕掛けとして自分の生きている中に組み込んでいくことで、実現に向かっていけると思います。

私もnoteを毎日書くというのは、仕掛けとして「365日更新すると公に宣言する」をやりつつ、「何時でも止められるものである」そして「『今日は書かない』ということを『書く』のもOKである」と緩くバランスを取ったからこそ、続けられていると思っています。


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