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仕事・キャリアのこと

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2023年1月の記事一覧

【仕事・アジャイル】きこりのジレンマ

先日のアジャイルイベントで知った言葉です。 目先の仕事に忙殺される「きこりのジレンマ」という言葉というか、表現の仕方は正直はじめて知りました。(過去聞いたことがあって忘れているだけかもしれませんが) きこりが刃がこぼれた斧で非効率に木を切ってるのを、通りがかりの旅人に「刃を研いだ方がもっと切れるよ」とアドバイスしても木を切るのに忙しいと言われてしまう、というエピソードからそう呼ばれるようです。 これ、まだ非効率だけならマシな方で、手入れせずに木を切り続けたら斧そのものが

【仕事・アジャイル】「むきなおる」勇気

なかなか決められた目標や計画は変えられないものです。 見込みの薄いプロジェクト私の部署で支援していたプロジェクトがあったのですが、色々と仮説構築検証をしてニーズはありそうだったのですが、より安価な代替品もあり、またその領域を実際シェアが取れたとしてもかなり事業規模が小さいことがわかったため、コストやパワーをかけてもあまり筋が良くないという見解になりました。 実際のプロジェクトの担当者もその内容には納得し、検討をクローズする方向で調整をしていたようですが、その担当者の直属の

【仕事・マネジメント】成長目標を書いていますか?

成果目標だけではなく、自身の成長も目標にする。 最近、成長目標を書いてない会社の人と話をしていて気づいたのですが、最近仕事の中の目標に、自分の成長に関する目標を入れてないと気づきました。 そもそもの会社の目標管理のフォーマットに成長に関する部分を書けるところがなく、多くは当然成果目標、あとは会社の理念に基づく行動計画という構成になっており、成長目標を書き出したり、マネジャーとすり合わせるタイミングがありません。 成長目標については以前コーチングの中での目標設定やビジョンの

【仕事・マネジメント】対話とは?

ただ、お喋りするだけが対話ではない。 対話とは新しい関係性をつくること最近読んでいる本があります。(まだ読了できてない…) 一緒にアジャイル活動している市谷さんから読んでおくと良いですとおすすめいただいた本です。 アジャイルの価値観の中でも「対話」を重視するとあり、一緒に仕事をするメンバーとはもちろんのこと、マネジャーや周りの関係者とは対話することによって調整をしたり交渉をしたりと、仕事や物事を進めていく上では必須です。 この本に「対話」とはどういうことか、を以下のよう

【仕事】oViceを使ってみた

なるほど、カンファレンスやセミナーには使ってみると面白いかも。 リモートでの大型セミナー先日、社内でDXやテック系のセミナーが何日間にわたって実施されました。 実施主管のグループ会社が各都市にあり、今のパンデミックの状況もありフルリモートでの開催で、複数のセミナーやワークショップを並行して実施する形式でした。 リモートでのセミナー開催は最近ではいろんな所で行われますが、その場合多くはZOOMで実施されており、セミナースケジュールが組まれ、それぞれのセミナーに参加するZOO

【仕事】改善方法は複数持とう

改善の仕方はいろいろある。新たな問題が起きない方法を取ろう。 フルリモートの研修ワークショップ以前から会社の中で研修の講師をしていることを書いてますが、ワークショップ形式で実施しています。しかも今のご時世、全てフルリモートで実施しており、ZOOMによるリモート会議とMiroによるオンラインコラボレーションツールという組み合わせで行っています。 ワークショップではグループワークがあり、ZOOMのブレイクアウトルーム機能で部屋を分けて数人に分かれて実施します。その際、私や他の

【キャリア・コーチング】インタビューを受ける面白さ

インタビューされることってありますか? 自分がインタビューされる体験仕事の中でお客様や社内の人にインタビューするということは私はそれなりにあるのですが、自分自身がお客様や有識者としてインタビューされたり、記事化のためにインタビューされたりすることも最近はあり、自分の中ではなかなか面白い体験だなと感じています。 インタビューの中でも、エキスパートインタビューや事業の仮説検証のためのインタビューをされるのも好きなのですが、自分自身のこと・自分自身のキャリアを記事化してもらうた

【仕事・マネジメント】「精神論はダメだ」で片付けない

嫌われる要素だが、必要な場面もありそう。 昔の上司のお話を伺ってあるとき私が商品企画をしていた時代の元上司(Eさんとします)と話す機会がありました。 Eさんは長年商品企画のマネジャーとして会社の既存のコア事業に携わっていましたが、最近はコア事業ではなく新規系のITサービスの方の企画のマネジャーをしていました。 新規の領域だと市場が確立できていなかったり、プレイヤーとしても新参者だったり、顧客自体を開拓したりしなければなりません。既存のコア事業から比べると売上の規模も小さく

【コーチング】ビジョンを描いてみよう

ビジョンを描いてみると自分の意外な面に気づけたりします。 改めてビジョン化してみたコーチングを行っているBさんとは以前、コーチングの中で新しい切り口で将来成りたい姿を描いてみようという話をしていました。 Bさんのビジョンを描く上で、以前コーチング関連の記事でも書いた「ビジョン・メイキング」をやってみました。 ビジョンを描くための問いかけ将来の姿、成りたい姿を想像力を働かせてビジョンを描いていきます。 まずはいつ頃を目指しているか?です。 私「自分の将来の成りたい姿に

【コーチング】どう転がってもポジティブ!

前回の記事の続きになります。 もしダメだったら…前回書いたように、Bさんは昇格試験の合否が出ていない状況で宙ぶらりんの状態でした。それが不安になっている原因だということもわかりました。 もう少し不安の中身を聞いてみることにしました。 「合否によって、今やっている仕事や役割には影響するのですか?」 そう問いかけるとBさん曰く、昇格前提でリーダーを任されている認識でそのままリーダーを続けられるかは上司の判断、やる業務は変わらないので役職の持つ責任の持ち方が変わるとのこと。

【コーチング】他人に判断を委ねる不安

宙ぶらりんなのは不安ですよね…それも自分で決められない場合だとより一層。 合格しても不安がある?ある方(仮にBさんとします)をコーチングしていたときの事例です。 Bさんはある会社の中で今後のリーダー候補として社内の昇格試験を受けています。そしてその結果がまだ出ていない状況でコーチングをしました。 色々と対話をしている中で、Bさんがこのように言いました。 「試験に合格しても、しなくても、その先どうしようかな…」 私はこの言葉にちょっと引っかかりました。 確かに合格しなか

【仕事・マネジメント】「時間を使う」という対価

「対価を払う」のはお金を払うことだけじゃない。 「無料」は「タダ」ではない世の中には無料で配布されているものがあったり、クラウドなどのサービスなども無料のプランがあったりしますよね。確かに「お金」を払ってないので無料、それはその通りですね。 でも、「無料」と「タダ」は違います。 違いを説明した先人がいらっしゃったので参考に記載しておきます。 この「タダ」のところ、「金銭だけではなく」というのがポイントですね。 無料配布も無料プランも金銭を払ってない「無料」ではありますが

【仕事・アジャイル】「うまく」の捉え方

何を持って「成功」と捉えるか、人によって観点もしきい値も違う。 「うまくいっている」とはどこを見て?自分の組織で関わっている他の部署の方にお話を伺う機会がありました。 その際、一緒に活動してきた中である程度進捗があったので、活動自体の学びや関わった人たちの成長について伺おうとしました。 その際、上記のような「こういう観点でお話伺いますよ」と事前に意図をテキストにして渡していたのですが、お話をするのはOKだが、ちょっと引っかかる部分があると仰りました。 「うまく進んでいる

【仕事】スイッチングコストの痛み

ガッツリ味わいました…できるなら変えたくなかった… 機能と価値が同じなのに…私はデジタルホワイトボードツール/コラボレーションツールを3つ使い熟しています。以前記事にも書きました。 今の自分の会社で自分の周りでメインで使われているのがMiro、MS365の絡みで多くの社員が追加コストなく使えるのがMicrosoft Whiteboardで、Muralはマイナーな位置づけでした。 以前の記事にも書いたように自分が業務で使うときにはMuralを使っていたのですが、これは以前