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【仕事・マネジメント】成長目標を書いていますか?

成果目標だけではなく、自身の成長も目標にする。

最近、成長目標を書いてない

会社の人と話をしていて気づいたのですが、最近仕事の中の目標に、自分の成長に関する目標を入れてないと気づきました。
そもそもの会社の目標管理のフォーマットに成長に関する部分を書けるところがなく、多くは当然成果目標、あとは会社の理念に基づく行動計画という構成になっており、成長目標を書き出したり、マネジャーとすり合わせるタイミングがありません。

成長目標については以前コーチングの中での目標設定やビジョンの設定の中で言及しました。

社歴や社会人経験が長いと要らない?

そもそも成長目標を会社の中の組織で設定してマネジメントしていく必要があるのか?それは本人の成長の話で会社は関係なくない?と思う人もいそうですし、実際そう考えているのか目標管理フォーマットに表現されないのかもしれません。

確かに入社したばかりの新人さんやまだ経験が浅く成果目標を大きく立てられない、成果目標の達成する確度が高くない場合に成果目標の未達・達成だけの判断軸でマルバツをしてしまうと本人のモチベーションにも影響してしまいます。

成果目標は本人ではコントロールしきれませんが、成長目標であれば100%自分でコントロール可能なものを立てて目指してアクションできるものです。

成果目標は設定した本人のみの力でどうにもならないアンコントロールな部分もあります。本人でなんとかできない事象にぶつかったときに、コーチング自体が行き詰まってしまうことがあります。

成長目標は自身の問題であり、100%本人がコントロール可能なため、最後の最後まで目標達成に取り組めます。

【コーチング】目標とビジョン Part8

あとは社歴が長くなったり、社会人経験が長いと今更自分の成長だのなんだのを目標設定として言語化し、マネジメントと握るものなのかという考えもありそうです。新しく気づけること、新しくできることが少なくなってきますからね…

でも、幾つになってもどういう立場になろうとも「成長し続ける」ことはできますし、大事なことです。それをなんとなく思っているよりかは言語化した方が達成できる可能性は高まりますし。

成長目標を話す場を持ってもよさそう

私の考えとしては、目標管理のフォーマットになかったとしても自分なりに成長目標を立ててみるのが良いかなと思います。そして1on1などマネジャーとの対話の時間に成長目標をテーマにして話してみても面白いのではないかと。

元々の1on1の意義から外れて業務相談になりがちな人、本当は1on1でキャリアの話をすべきなのにする気になれない人、1on1で話すネタがない人も、成長目標をテーマに話してみてはいかがでしょうか?

成長目標が自分の評価に影響しないのであればマネジャーと握る必要もないですし、その評価自体をどう見るかも難しいので自分で指標を作って自己評価するものになるかと思います。

あらゆる面で自分でコントロール可能なものではあるものの、逆になぁなぁに甘くなる隙がありますので、誰かに話をすることで「言ったからにはやらねば」と自分を鼓舞することで達成の確度を上げていくのが良いでしょう。

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