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アジャイル

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アジャイル開発というより、アジャイルの考え方・プロセス・プラクティスを活用した組織マネジメントや組織改革など開発以外に関することをまとめる予定です。
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#仕事

【仕事・アジャイル】研修やワークショップで最後に「ふりかえり」を入れるのは良さそうだ

よくある研修後アンケートより、生のフィードバックが得られる。 もっとダイレクトなフィードバックが欲しい研修やワークショップを実施した後、その効果の確認やカイゼン点の発見のためにアンケートをお願いしています。リアルな場ならよく紙のアンケートはありますが、最近だとリモートも多いしみんなPCも持っているので、Microsoft365やGoogleのアンケートフォームを使います。 もちろんいろんな質問を考えて設定しますが、なかなか自分の中に響く気づきになるようなフィードバックは多

【仕事・アジャイル】立ち上がり、自分の足で歩くしかない

いろいろ積み重なって、感情の行き場がないが…進むしかない。 アジャイルとは真逆な仕事が多すぎますね。まあ、何を価値と見るかが人によりますけど、毎度旧来伝統的なお作法をご指示いただくと「そうきたか」と…。眉をひそめないでやるDX、楽しくやるDXはどこにいってしまったのでしょう。 それでも散々ここで書きますが、市谷さんの言葉「傾きをゼロにしない」という言葉を心の支えとしてます。変革は大変ですよと言われて飛び込んだものの、すっかり後ろ盾もハシゴもなくて、思った以上にタフですな。

【仕事・アジャイル】すぐやる?それとも待つ?

適応させるならすぐやるべきだが? 早く学び適応するなら、すぐやるアジャイルではできるだけ早く分からないことを分かるようにしていくこと、カイゼンすべきことがあれば早くやることで不確実で正解のない課題の解に早く近づいていくことができます。 とはいえ何でもできるわけではないので、カイゼンするためのアクションなど様々なアクションが出てきた中で自分たちの持っているリソースやケイパビリティを見ながら、優先度を付けて取り組んでいきます。 あえて待つ事もある?重要でリソースも充てられる

【仕事・アジャイル】チャージングウィークを設けよう

たまには整えるための時間を。 タフな1ヶ月、そして仕事は溜まる8月はなかなかタフな月でした。夏休みもあって実際に動ける時間も少なかったのもありますが、普段やることもやりながら、色々検討して報告しないといけないこともあったりと。私だけではなく、チームのメンバーも辛そうでした。 自分達の価値を発揮させるための仕事というよりかは、自分たちのやることの言語化、価値の言語化、目標値のゴールとそのクリアの定義など、会社で仕事をして上の方々からちゃんと仕事として認めてもらうための内向き

【仕事・アジャイル】仕事の納期(締め切り)の話

納期(締め切り)無き仕事は、極端な話、やらなくてよい。 納期(締め切り)決めるときってどういう気持ちになりますか? 慣れていることでちゃんと間に合う確度の高いものはそこまで問題にはならないでしょう。ただ、不確実性の高い場合には「何時までにやります!」と元気よく宣言するのは躊躇する場合もあります。 不確実なことに対して逆に100%できます!と言うのもそれはそれで嘘な感じですよね。むしろ信用できません(笑)。ある程度リスクを示して理解をもらったり、アジャイルな進め方なら状況に

【仕事】アウトプットではなくアウトカムを

自分はまだまだアウトカムの意識が甘いと感じたシーンがありました。 以前、市谷さんの本「これまでの仕事 これからの仕事」の各章のまとめを連日書いてました。その中でアウトプットとアウトカムの話があったと思います。 新しい組織の新しい上位職の方(仮にAさんとします)と1on1でお話をした際、自分のこれまでの仕事の経歴、そしてどのような成果を出してきたかを説明しました。 私の経歴としては組み込みエンジニア→商品企画→新規事業開発→価値創造支援とという流れですが、Aさんからはそれ

【仕事】できるだけ一言、寄せよう

クイックフィードバックは結構大切です。 少しでもフィードバックや反応が嬉しい仕事をしていても研修をしていても、何か発表をしてくれた人にはフィードバックやコメントを寄せています。 研修の中でグループワークを行い、そのグループワークの結果を他のグループにもシェアして気づきや新たな知見を共有するというのが目的ではありますが、講師側からも少しでも付け加えたコメントがあると発表者も発表した甲斐があります。 そもそもグループ代表として発表してくれた感謝 発表内容をサマリーする

【仕事・アジャイル】役割を一人に決めてしまう弊害

誰が担当かを決めておくのは大事なのですが。 役割を明確にすると他の人の関心が薄れるあるプロジェクトで役割は一つではなく複数やることがある場合、それぞれの役割に担当を割り付けるのはごく普通のことではあります。 これは会社の方が仰っていたことですが、役割を決めるのは良いのだけどそうすると他の役割に対しての関心が薄まってしまう問題が起きるとのこと。 役割決めたならその役割の人がやれば済む話なので、自分の役割以外に関心を持つ必要はないだろうと思ってしまいます。 しかしそれなり

仕事の仕組み化と習慣化

ルーチンワークであっても、クリエイティブなことでも取り組むという動機付けをして実際に動くためには自助努力でやれる人もいるでしょうけど、多くはない印象です。 まず何かきっかけがあることが必要なのですが、そのきっかけを与えるものが仕事の中で仕組み化されている必要があります。 仕事のタスクを洗い出して見える化して、誰が何時までにやるかを決めていくこと、そして日々仕事をして検査していくこと、そしてふりかえりやむきなおり… アジャイルのスクラムの動き方もある意味仕組み化されている

【アジャイル・仕事】FY23 1Qふりかえり

6月も終わりで4月からあっという間でしたね。ふりかえりします! Y(やったこと・おきたこと)新しい部署に異動した 組織アジャイルをそれなりにちゃんとやってみた ふりかえりで組織アジャイル続けたいと言われ嬉しかった シンアジャイルコミュニティでLTをやってみた。またやりたい 熱くなりすぎて詰問調になって反省した(今は再発してない) 昨年度までと違い対話や会議が多く違う疲れ方をする ちょこざっぷに入会してみた 動画撮影で講師っぽく喋る体験をした。緊張した not

【仕事・アジャイル】窮すれば通ず

そういうもんだなとつくづく思います。 最近近場にいる別のチームのマネジャーとも話をしていたのですが、一番現場に近いマネジャー、それもプレイングマネジャーとなるとそこそこ何でもこなしてしまうようになるそうです。そのとき出てきた言葉がタイトルにある「窮すれば通ず」です。 「窮すれば通ず」とはどういう意味でしょう? 自分も器用貧乏…否、器用大富豪になりたいと思っていますが、何か必要に駆られ、やり切らないと目標達成できなかったり、迷惑が多くかかってしまうと思うとどうやればできる

【仕事・アジャイル】非開発系アジャイルでのリリースとは何か?

発散ばかりではなく、かたちのある何かを出すタイミングも必要。 そろそろ固めたものが必要以前こういう記事を書きました。 この記事を書いた後も、あまりちゃんとバージョン管理というのが無く、そろそろ検討も煮詰まり固めるべきものが出てきたのでみんな意識してくれるようになった気がします。 先日書いた中長期の戦略も、オンラインホワイトボードで置きっぱなしだと自分たちのチーム以外に説明ができないのでやっぱりトラディショナルな方法でまとめておく必要が出てきました。 アジャイルじゃない

【仕事・アジャイル】正解を求めすぎない

すぐに正解を欲しがります。 正解うんぬんの前にやってみてほしい研修や業務支援をやっていても思うのですが、受ける側の人はすぐに「正解」を求めがちなときがあります。(もちろんそうでない人もたくさんいます) 研修にしろ業務支援にしろ、どちらもずっと貼り付いて教えるものではなくいずれは自分のケイパビリティとして持って欲しいのですが、研修でも何となくこなしている場合や、タイパ(タイムパフォーマンス)を求めている人、逆にとても真面目な人ほど、早い段階から「正解」を求めます。 まず正

【仕事・アジャイル】小さな成功から仕事は楽しくなる

小さくても、少しでも、成果を出して前に進むと楽しくなる。 自己肯定感とメタ認知こんな記事を読みました。 書かれていることは以前からよく知っていることですが、端的にまとめてあって改めて気づかされました。大きな事をするための小さな積み重ね、そしてそれをできるようにする2つの能力、それが「自己肯定感」と「メタ認知」です。 私は昔から比較的、自己肯定感が低いタイプでした。 人と自分を比較していかに自分の方が有能であることを示せるかという気持ちがありました。ただ、そこを頑張っても